JAいるま野広報 2016年12月号 No.248
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SPECIALDITIONE旬を迎えたいるま野のサトイモ・ユズ ユズは全国的には高知県や徳島県などの瀬戸内海近県が産地として有名ですが、いるま野管内では毛呂山町、越生町を中心とした山間部で栽培されています。なかでも毛呂山町は日本最古のユズ産地に数えられ「桂木ゆず」の銘柄として知られています。 ユズは山間の日当たりの良い南側の斜面で栽培され、初夏に白い可憐な花を咲かせ、夏に青い果実をつけ生長し、晩秋から黄色く色づき始めます。11月に収穫期を迎え12月末まで出荷される両町のユズは果肉の厚さや香りの良さが特徴です。 11月からJA毛呂山農産物直売所やJA越生農産物直売所の店頭にはたくさんの色鮮やかなユズが並び、独特の清々しい香りが店内いっぱいに広がります。12月に入ると県内外への贈答用として多く方が来店され店内は賑わいをみせます。 近くにある産地を訪れて香り立つ旬のユズを購入されてみてはいかがですか。毛呂山柚子部会市川 覚 会長 毛呂山のユズは栽培の歴史が古く、町内の多くの家庭でも「柚子巻」や「柚子の砂糖漬け」などが楽しまれており、毛呂山町の木にも指定されています。 出荷が始まり師走に入ると贈答用としても人気が高まり多くの方に購入されています。毛呂山のユズは農産物直売所を中心に出荷されますので、ユズを是非ご購入いただき料理の香りづけなどにもお楽しみください。越生支店ゆず部会吉澤 明吉 副会長 (会長代行) 越生のユズは皮が厚く香りが高いのが自慢です。11月中旬から12月末まで収穫される越生のユズは、主に市場への共販出荷が中心ですが、農産物直売所でも販売されており、今後は部会として6次産業化についても研究していきたいと考えています。 今年は例年より出荷量が少ない見込みですが、生産者が育てた越生のユズを多くの方にお楽しみいただきたいと思います。収穫期を迎えたユズ05「いるま野」2016年 12月号

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