JAいるま野広報 2016年9月号 No.245
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地域だより入間 平成26年6月JAいるま野「女性組織サークル活動新規設立助成金」を活用して、宮寺女性部の部員増員や親睦・健康増進を目的に設立しました。 同愛好会の現在の会員数は35人。練習会への出席率も高く、活動の結果これまで5人の仲間が増えて女性部の会員増強に貢献しました。活動は毎月2回、第2第4水曜日に宮寺地区体育館運動場にて開催しています。 会長の岡田トヨ子さんは「楽しく・健康に・仲良くできることが一番、愛好会で行う3月の大会を楽しみに活動しています。興味のある方はぜひ一緒に練習しましょう。ご参加をお待ちしております」と話しました。宮寺女性部グラウンドゴルフ愛好会旧石川組製糸西洋館「入間市河原町」 旧黒須銀行の建物は、JAいるま野黒須支店近くに位置しています。明治42年に同銀行の新営業所(本店)として完成し、建物は土蔵造り2階建です。 黒須銀行は明治33年に設立され、一時は県下第3位の銀行にまで成長しましたが、不況により大正11年、武州銀行と合併しました。建物は、昭和35年まで埼玉銀行豊岡支店として使用され、現在は入間市の所有となり、有形文化財の指定を受けて現在に至ります。 特別公開日には、西洋館と同様一般に公開されます。 西洋館は、「石川組製糸会社」を一代で築いた石川幾太郎氏が、取引先のアメリカ貿易商を招くに当り「豊岡をみくびられてはたまらない。超一流の館を造って迎えよう」と決意して大正10年頃に建設した迎賓館です。 建物は西洋風、木造2階建、化粧煉瓦張り、屋根は半切妻作り洋瓦葺。館内も、特色のある天井や床の造形、照明器具、海外から取り寄せた特注の調度品などから当時の石川組の栄華(時代の流れにより昭和12年に解散)を物語っています。 平成13年、国登録有形文化財に登録されました。旧黒須銀行「入間市宮前町」写真提供:入間市博物館アリット写真提供:入間市博物館アリット19「いるま野」2016年 9月号
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