JAいるま野広報 2016年9月号 No.245
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JAいるま野は7月23日、富士見市の「ららぽーと富士見」内にある直売所「いるマルシェ」周辺の水田で、夏の農業体験「イネの観察と田んぼの生きもの調査」を開催しました。当日は19組、62人が参加し、イネの株の本数を数えたり、バッタやカエルを捕まえたりして家族で楽しみました。 この企画は、農業体験を通じて農業に対する理解と関心を深め、食と地産地消等に興味を持ってもらうことを目的としています。今回は夏の農業体験で、富士見市やNPO法人生物多様性農業支援センターなどがイベントスタッフとして加わりました。参加した児童は「いろいろな生きものがいて、おもしろかった」と話しました。直売所「いるマルシェ」夏の農業体験 資産管理組織連絡協議会(小川浩資会長)の第19回通常総会が7月8日、川越市内のラ・ボア・ラクテで開催され、連絡協議会会員23人が参加し、すべての議案が原案どおり承認されました。 総会では、今年5月に閣議決定された「都市農業振興基本法」について、説明がされました。 小川会長は「施設経営も厳しさを増すと思われますが、皆さんとともに研鑽を積み、資産管理組織を盛り上げていきたい」と挨拶をしました。JAいるま野資産管理研究会 会員数:4,263人(平成28年7月1日現在) さいたま市の農林会館で7月20日、当JAの農政課題に関する要望を、埼玉県農協農政対策委員会に要請をしました。 農政課題として、「総合的なTPP関連政策大綱による生産量と農家所得の拡大に向けた取り組み」「水田農業の安定経営に向けた取り組み」「担い手育成支援対策」など全24項目を要請しました。 宮岡宏太郎組合長は「地域農業の振興と組合員の農業所得向上を実現し、組合員の要望に応える農政施策を実現するため積極的に農政運動を展開している。生産者が将来に向かい自信と誇りを持って営農できるよう、農政課題を関係当局に要請してほしい」と要望しました。資産管理組織連絡協議会が第19回通常総会を開催担い手育成や農業所得向上対策等の農政課題を要請 飯能直販部会(渋谷博部会長)は7月16日、飯能農産物直売所でトウモロコシ祭りを開催し、同直売部会員など20人が参加しました。 店頭では、採れたてのトウモロコシが山のように積まれ、生産者が自ら販売しました。主な品種は「ゴールドラッシュ」で黄金色の粒、生でも食べられるほど柔らかい粒皮、品の良い甘さが特徴です。天候の影響で例年より品数は少なかったが、焼きトウモロコシの香ばしい香りに誘われ、トウモロコシを買い求める多くの来場者でにぎわいました。 渋谷部会長は「初めて飯能直売所で開いたが、多くの利用者に甘いトウモロコシを提供できて良かった」と話しました。トウモロコシ祭りにぎわう飯能農産物直売所左から宮岡組合長、中央会の坂本副会長田んぼの生物を捕獲する参加者12「いるま野」2016年 9月号

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