JAいるま野広報 2016年6月号 No.242
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10後継者が育つ環境にしていきたい。牛舎の牛自信を持って作っています米の袋詰めをする時田さん富士見市 時田 裕 さん安全で喜ばれる物作り 私は、就農して44年になります。妻と2人で時田農場を経営し酪農と水稲栽培をしています。JAいるま野牛部会部会長としても活動し、今は、飼養頭数40頭、そのうち成牛25頭を飼育し農協に牛乳を出荷しています。水稲も約2ヘクタールにコシヒカリと彩のきずなを栽培し、JAカントリー出荷と自家販売をしています。 酪農では、受精卵移植と人工授精師の資格を持ち、受精適期を逃さず1年1産を目標に飼養管理し、安全で乳質の良いもの、味にもこだわり出荷するように心がけています。 お米作りも土壌が大事で、牛糞堆肥にこだわり、土に良く馴染ませ、土に力をつけた田に苗を植えています。無効分けつが少なくなる様に水量の管理をこまめに行い、農薬や、化学肥料を減らし埼玉県の特別栽培米の認証を受けています。お客様に届けたお米が「美味しい」と言われると作る励みになります。これらの物が認められ、後継者が育つ環境になって欲しいですね。「いるま野」2016年6月号人彩耕のCULTIVATIONPeople

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