JAいるま野広報 2016年5月号 No.241
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10地域に支えられて直売を中心に経営。鶏舎で卵を集める長男の拓也さん安心安全で良質な卵を作ります来店者で賑わう桂ファーム直売所入間市 寺竹 栗原 桂一 さん良いエサ・良い鶏・良い管理 戦後の開拓農家に生まれ、大学卒業後に就農し養鶏業を継ぎました。現在は家族や親戚、パートさんを合わせて13人で24,000羽を飼育し、㈲桂ファームを運営しております。現在の経営スタイルを築くのに、30年程かかりました。4年前から、長男の拓也と娘婿も就農してくれたので、心強い後継者に恵まれました。 口コミで来店者が徐々に増え、自宅敷地内の直売所を整備し、採卵した9割を販売するほか、近隣の商店やJA直売所へ出荷するまでになりました。 美味しい卵を生産するためにエサは特殊飼料を使い、貝化石、オリゴ糖を加えて、良いコンディションを保つようにしています。養鶏業で最も気を使うのは、病気予防の為の環境対策です。鶏舎は80℃以上の高温スチーム洗浄機を使用して隅々まで徹底的に清掃します。 「シンプル・スロー・スモール・アナログ・ローテク・ローカル」という経営方針で永く続けて行こうと思います。これからもスタッフと、お客様の声を大切にして、安心安全を第一に心掛けて、良質な卵を作ります。「いるま野」2016年5月号人彩耕のCULTIVATIONPeople

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