JAいるま野 広報誌 2025.11|No.353
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ほじょううね大きなサツマイモを収穫して笑顔を浮かべる参加者 三芳町で9月27日、「世界一のいも掘りまつり」が開催され、県内外から約1000人が参加しました。 同まつりは、町特産のサツマイモと2023年に世界農業遺産に認定された「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を内外に広くPRすることなどを目的に開催され、今年で12回目。参加で旬を迎えた「ベニアズマ」を収穫者は長さ約440㍍の畝しました。 参加者は「初めて芋掘りに参加し、子どもの勉強になる良い体験だった。身近なところで伝統農法が営まれていることや農家の方の苦労も分かったので、これからは地産地消に取り組んでいきたい」と笑顔で話しました。稲刈りの体験をする児童ら 所沢市の糀谷八幡湿地で9月21日、児童らの稲刈り体験が行われました。 同湿地の保存活動に取り組む「糀谷八幡湿地保存会」が主催し、児童に昔ながらの農業に触れてもらうことで、地元農業をより身近に感じてもらうことを目的に実施されました。体験には、地元の所沢市立三ヶ島小学校の児童ら約40人が参加。約10㌃の棚田でJAが苗を提供した「コシヒカリ」の稲刈りを体験し、地元農業への理解を深めました。 同会の和田俊生会長は「先輩たちが体験した田植えや稲刈りを自分自身で体験することで、受け継いできた思いを次の世代に繋げてほしい」と話しました。旬のサツマイモを収穫する瀬島会長圃場を見学する参加者らJAirumano News「いるま野」2025.11   三芳町で特産のサツマイモが収穫最盛期を迎えました。とめの川越いも」は、鮮やかな紅色の皮と滋味豊かな味 「富わいが特長で「三芳町川越いも振興会」の会員農家28戸によって約30㌶の面積で生産されています。 今年は夏の少雨と暑さの影響が懸念されましたが、適切な栽培管理を行ったことで例年並みの品質と収量が期待できるとのことです。 同会の会長を務める瀬島吉明さんは「各生産者が猛暑対策をしっかり行い、消費者に喜ばれるよう努めてきた。購入者におすすめのレシピを配るなど工夫を凝らしているので、農園巡りなどを楽しんでもらいたい」と話しました。 坂戸市の東洋ライス㈱とJAいるま野は9月13日、循環型農業の一環として「巡る米作りプロジェクト」を開催しました。 同プロジェクトは、BG無洗米(金芽米)の精米加工時にでる「米の精(肌ぬか)」を土づくり肥料として使用し、環境に優しい取り組みを目指して生産者と消費者を「絆」で繋ぐプロジェクトです。 当日は28人の親子らが参加。坂戸支店入西地区米出荷組場の確認と職員によ合の新井雅之さんの協力のもと稲の圃る稲についての説明を受けました。 参加した親子は「地域農業について知る良い機会だった。これからも機会があれば積極的に参加したい」などと話しました。10とめ旬のサツマイモを収穫!三芳町で「世界一のいも掘りまつり」開催里山風景の再興を目指して糀谷八幡湿地で児童が稲刈り体験の川越いも」収穫最盛期秋の風物詩!「富東洋ライス×JAいるま野合同「巡る米作りプロジェクト」!

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