JAいるま野 広報誌 2025.10|No.352
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うかがほじょうはしゅ「いるま野」2025.10  川越市で8月22日、小麦「ハナマンテン」種子の生産物審査会および農産物検査が行われ、JAいるま野の子会社のいるま野アグリが生産した種子約8.4㌧が審査基準を満たし、全量合格となりました。 JAでは、これまで長野県産の原種を使い、「ハナマンテン」の生産をしていましたが、より安定的に小麦の種子を供給するため、同社が管理する富士見市内の水田を指定種子生産圃 合格した種子は、今秋の播へ供給していく予定です。 JAいるま野結婚相談員連絡協議会は8月2日、JA本店で婚活セミナーを開催しました。結婚相談所登録者の婚活意欲とスキルの向上を目的に行われ、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用し、14人が参加しました。 当日は、結婚相談所「とやま縁寿サービス」の西田昌史所長が婚活相手に好印象を与える身だしなみや、婚活で役立つ異性とのコミュニケーションスキルなどを分かりやすく説明しました。 参加者は「自分の内面を相手に伝える前提として、身だしなみが重要だということや飲食店選びの大切さなどを学べて良いセミナーだった」と話しました。種に向けて管内全域の生産者種子の審査をする県川越農林振興センター職員場に指定し、生産に取り組んできました。講演を行う西田所長梨の糖度を確認する県川越農林振興センター職員㊨ JAいるま野西部果樹部会は8月28日、飯能市のJA飯能支店でブドウと梨の糖度検定会を開きました。 県川越農林振興センター職員は「ブドウは糖度が高く、昨年よりも色付き良く仕上がった。梨も少雨による水不足が懸念されたものの、いずれの品種も糖度が高く仕上がっえる」と講評しており、栽培管理を徹底していたことが窺ました。 同部会の小谷野伸一会長は「連日の猛暑や雨量の少なさなど、厳しい環境であったが、生産者の努力によって例年並みの品質に仕上がった。今後も部会全体で品質重視の栽培に努めたい」と話しました。講師を務めた鈴木さん(㊧から2番目)と参加者ら 三芳町で8月3日、世界農業遺産認定記念事業の一環として「農業遺産農業塾」が行われました。同町を含む三富地域は2023年に伝統農法「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が世界農業遺産に認定され、農業の振興に力を入れています。 当日は地域住民ら9人が参加し、同町で12世代にわたり鈴木園を営み、同農法の実践農業者である鈴木紀啓さんが管理する落ち葉の堆肥場や平地林などを見学しました。ほじょう場では、エダマメとナスの収穫体験を行い、地域農業へ圃の理解も深めました。 講座は計4回を予定。収穫体験や体験落ち葉掃きなどを通して、伝統農法を学んでいきます。JAirumano News11いるま野アグリが生産小麦「ハナマンテン」種子全量合格!コミュニケーションスキルの向上を婚活セミナー開催西部果樹部会ブドウと梨の糖度検定会開催世界農業遺産記念事業三芳町で「農業遺産農業塾」

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