かんすいほじょう「いるま野」2025.10 JAいるま野が2019年度から産地化を目指して栽培に取り組んでいる極早生品種「五百川」の稲刈りが川越市で行われました。 「五百川」は、福島県の生産者が「コシヒカリ」の突然変異を系統育種したもので、収穫期が1カ月ほど早いのが特徴。軽やかでさっぱりとした食味などが魅力です。 川越市の金子昌弘さんと息子の司さんは約1.7㌶で「五百川」を栽培しています。8月1日には、約30㌃の水田で 1㍍ほどに伸びた稲穂を約1.3㌧刈り取りました。今年は6月以降に高温が続いたため、例年より5日ほど早い収穫となりました。 昌弘さんは「食味を活かしたお茶漬けなどで食べるのがおすすめです」と笑顔で話しました。 富士見市で8月上旬から9月中旬頃にかけ、特産の梨が収穫最盛期を迎えました。富士見梨生産組合の田中正仲さんが経営する梨園でも、甘くみずみずしく育った「幸水」や「彩玉」、「豊水」、「秋月」が収穫され、軒先販売やJA農産物直売所に出荷されました。 梨は、灌糖度に仕上がっています。せんてい定作業等、消費者に美味しい梨を 田中さんは「冬場の剪届けるために、1年間丹精込めて栽培を行った。梨を買い求めるリピーターもいるので、今後も新鮮な梨を届けられるように努めていきたい」と話しました。杉島市長㊨に受賞の報告をする間野さん 第33回全国手もみ茶品評会で日本一の一等一席に入賞した入間市の間野隆司さんが8月22日、入間市手揉狭山茶保存会の会長らとともに同市の杉島理一郎市長に受賞の報告をしました。 品評会は16都道府県から87点が出品され、形状や色沢、滋味などの5項目を審査。間野さんは200点満点を獲得し、通算3度目となる栄冠を手にしました。 また、入間市は20年連続25回目の産地賞(直江晴男杯)にも輝きました。 間野さんは「今回の茶はこれまでの中で、一番出来が良く、手応えを感じていた。今後は、後進の指導や育成にも力を入れたい」と意欲をみせました。イチジクの収穫をする長野副会長 坂戸市大家地区で8月18日、イチジクの収穫が始まりました。「大家いちじく俱楽部」の長野芳憲副会長は、赤く色づいたイチジクを綿の手袋をはめて丁寧に収穫していきました。 長野副会長が栽培するイチジクは県の特別栽培農産物の場で52株をV字栽培して認定を受けています。約3㌃の圃おり、今年は約500㌔の収量を見込んでいます。 長野副会長は「今年は暑さの影響で例年に比べ生育が1週間ほど遅れたが、品質は良好。甘みの強いイチジクに仕上がった。今後も天候に注意を払い、少しでも多く収穫できるよう努めたい」と話しました。「五百川」の刈り取りをする司さん収穫作業に励む田中さん水作業や栽培管理等を徹底したことで、十分なJAirumano News10全国手もみ茶の品評会で入間市の茶農家が一等一席を受賞!甘み広がるイチジクの収穫スタート!いち早い新米!「五百川」刈り取り実施富士見市特産の梨を収穫!甘さとみずみずしさを楽しんで
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