で生産コストの低減に取り組みます。また、コンテナ出荷や業務用バラ出荷の拡大、さといも選果場の利用拡大を進めることで出荷にかかる資材費や労力の低減に取り組みます。親元就農の促進や新規就農者への就農支援、また青年後継者組織などを通じた仲間づくりや事業承継の相談・支援に取り組みます。市場や顧客のニーズを反映した商品提供(マーケットイン)を行い、生産計画の精度向上による生産拡大に取り組みます。また、収量拡大・品質向上に向けた生産指導を実践することで、安心安全な農畜産物の生産に努めます。販売先の情報収集や価格交渉、特産品のマーケティングプロモーション(ブランド化)を実践することで、販売交渉力の強化に取り組みます。また、直売所間での相互流通や他JAとの取引、加工品開発による品揃えの充実化などを図ることで魅力ある直売所運営に取り組みます。農業者の所得増大・農業生産の拡大を目指し、農畜産物の生産コストに対する価格転嫁についての理解醸成に努めます。銘柄集約肥料や低コスト資材の普及、スマート農業の推進を行うこと3.持続可能な農業の実現1.農畜産物販売力の強化2.農業トータルコストの低減安心安全な管内農畜産物の生産拡大販売単価向上、適正な価格形成の実現生産・出荷コストの低減次世代農業を担う人材の育成と確保・新たな農作業労働力の確保や農作業負担軽減への取り組み「いるま野」2025.9 02さといも選果場での出荷作業。利用者の負担軽減に取り組みます。 JAいるま野では、理念である「人に優しい豊かな地域社会を目指して」の実現のため、4つの経営ビジョン(①組合員のくらしを豊かにするJA ②地域に貢献できるJA ③安定した事業・経営ができるJA ④職員が大好きなJA)を設けています。 第十次中期3ヶ年計画では、このビジョンを中軸に据えた以下の3つの基本方針を掲げました。 1.農業者の所得増大、農業生産の拡大 2.食と農を通じた地域活性化への貢献 3.協同活動を支える組織・経営基盤の強化 今号の特集では、基本方針に基づくJAいるま野の活動計画の概要について紹介いたします。JAいるま野 第十次中期3ヶ年計画(令和7年度~令和9年度)1.農業者の所得増大、農業生産の拡大
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