JAいるま野 広報誌 2025.09|No.351
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JAirumano News10「いるま野」2025.9  JAいるま野共済友の会連絡協議会は7月7日、川越市のラ・ボア・ラクテで第29回通常総会を開催しました。 JA共済連埼玉県本部を来賓に迎え、JAの亀田康好組合長をはじめ、同協議会各地域の会長ら21人が出席し、令和6年度事業報告や令和7年度事業計画などすべての議案が承認されました。 同連絡協議会の須賀庄次郎会長は「酷暑が続く中ではあるが、会員の皆さんが健康でいていただければありがたい。今後も会員同士の連携を深め、各事業を推進できるように努めていきたい」とあいさつしました。 JAは7月26日、JA川越第一営農販売センターで水田用農機の展示会を開催しました。 JAでは、農家の安全意識の向上とコスト削減に向け、需要の高い中古農機を含めた農業機械の提案やPRなどに力を入れています。 当日は444人が来場し、メーカー16社が先進技術を搭載した農機を展示した他、イネカメムシの防除対策ブースを設け、JA営農指導担当職員が指導を行いました。 JA購買課の高橋晴夫課長補佐は「農業機械は生産性の向上や労力軽減を図るために必要不可欠なものだ。今後も組合員のニーズに合わせた提案に取り組みたい」と話しました。 次回は10月頃に畑作用農機の展示会を予定しています。県農協農政対策委員会の坂本富雄委員長㊨に要望書を手渡す亀田組合長 JAは7月4日、県農協農政対策委員会に「2025年度 JAいるま野農政課題に関する要望書」を提出しました。 要望では「都市近郊農業は未来に残すべき社会的資本、いるま野の緑を守る運動」「持続的農家経営のための運動」「国民の食生活と暮らしを守る運動」を柱に据え、「環境と調和した都市農業の振興・発展と持続的農業生産に対しての支援」、「農業生産コストの適正な価格転嫁に対する支援」など26項目を要望しました。 JAの亀田康好組合長は「関係当局に生産者の持つ課題や思いを届けてもらうことで、持続可能な農業経営の実現に向けた環境づくりが進むことを期待している」と話しました。笑顔で農産物を販売する塾生㊨ら JAいるま野入間地域宮寺農業塾の塾生らが開く「宮寺ふれあい軽トラ市」が7月5日、節目の10周年を迎えました。農業塾の研修で培った成果を販売につなげ、地域農業の振興に寄与することを目的に始まった軽トラ市は、今では地域に根付き、周辺住民との交流の場となっています。 宮寺農業塾はJAの中で先駆けとして、2009年にスタートしました。現在は16人の塾生が学び、毎週土曜日に開かれる軽トラ市では6台ほどの軽トラが並び、塾生が自ら育てた農産物を対面で販売しています。 同塾の田嶋正明塾長は「今後も新しい塾生が増えるような施策を考え、地域を盛り上げていきたい」と話しました。あいさつをする須賀会長農機の説明を聞く来場者県農協農政対策委員会に農政課題を要請宮寺ふれあい軽トラ市節目の10周年!共済友の会連絡協議会第29回通常総会最新農機などが勢揃い川越市で農機展示会開催!

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