JAirumano News「いるま野」2025.7 4月26日、所沢市のエミテラス所沢で「ところざわ新茶まつり」が開催されました。新茶まつりは、市民らに狭山茶について理解を深めてもらい、より親しんでもらうことを目的に所沢市茶業協会が主催。会場では、日本茶インストラクターによる茶の淹れ方教室や茶とスパイスを組み合わせたミックスティー作りなどの体験コーナーをはじめ、新茶の販売会などが行われ、会場は大いに賑わいました。 同市在住の親子は「大型ショッピングモールで開催されたので、普段お茶に馴染みのない様々な人にPR出来る良い取り組みだと思う。新茶の味と香りを堪能したい」と笑顔で話しました。 立春から数えて八十八夜に当たる5月1日、入間市役所で入間市茶業協会が主催の「八十八夜新茶まつり」が開催されました。同市では、狭山茶の消費拡大とPRのために、同茶まつりを例年開催している他、2022年には「おいしい狭山茶大好き条例」を制定するなど、狭山茶の振興に力を入れています。 会場では、手もみ茶実演、新茶の一煎パックと茶苗の無料配布、新茶販売の予約受付などが行われました。また、市役所内の茶畑では多くの来場者が茶摘み体験を楽しんだ他、JA職員らも茶娘に扮し、来場者からの撮影に応じるなど、会場に彩りを添えました。10ハドン茶摘みを体験する来場者 4月29日、狭山市茶業協会などからつくる「狭山新茶まつり実行委員会」が狭山市役所で「狭山新茶まつり」を開催しました。同新茶まつりは、今年から名称を変えて、新たにリニューアル。当日は、狭山市手揉み茶保存会による手揉み茶の実演やJA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の野菜販売などが実施された他、茶摘み体験も行われ、会場は大いに賑わいました。 同市から来場した夫婦は「今年から新茶まつりの名前が変わり、新しいまつりになったと聞いて驚いた。リニューアル後も狭山茶の魅力を沢山の人に伝えていって欲しい」と笑顔で話しました。事例を発表する実践農家 三芳町で5月28日、世界農業遺産認定地域の韓国の河東郡の農業者との意見交換会が開催されました。行政や県、JAいるま野らでつくる「世界農業遺産武蔵野の落ち葉堆肥農法推進協議会」が主催し、地元農家らが参加しました。 河東郡との交流は、同時期に世界農業遺産に認定をされたことをきっかけに2024年から始まっています。当日は、町立上富小学校の屋上から「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が織りなす独特の景観を見学した他、実践農業者同士の事例発表や意見交換会が行われ、双方の伝統農業に対する理解を深め合いました。おいしい茶の淹れ方を実践する来場者ら茶娘に扮するJA職員東郡が意見交換会を開催幅広い世代に茶の魅力を!所沢市で「ところざわ新茶まつり」開催香る新茶 味わい存分に入間市で「八十八夜新茶まつり」開催!リニューアルして新たな魅力を!狭山市で「狭山新茶まつり」開催国を越えた交流を三芳町と韓国の河
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