JAいるま野 広報誌 2023.02|No.320
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当日は、マスコミ各社も取材に訪れました消費者に直接、野菜を販売する須田さんサトイモの出荷作業に励む生産者ら新鮮な野菜を買い求める来場者ら㊨09 JA管内の特産品、サトイモの出荷が最盛期を迎えました。正月用の食材として需要が高まる年末に向け、12月16日から23日までの8日間で約10万㌜(1㌜10㌔)を出荷しました。狭山市のJA狭山共販センターと併設するJAさといも選果場では、朝から生産者のトラックが長い列を作り、この日だけで約1.4万㌜が出荷され、敷地内は多くの段ボールで埋まりました。埼玉県は、サトイモの収穫量と産出額(生産農家の粗収益)が全国1位。JA管内は主要な産地として知られ、良質堆肥の継続的投入や緑肥栽培による土作りによって生まれる独特の「ねっとり感」や「いもの白さ」などが特徴で、市場からも高評価を得ています。JA狭山共販センターの原田幹也職員は「例年通りの品質と収量で安心した。ねっとりした食感と豊かな食味を味わってもらいたい」と話しました。 入間市は12月14日、西武入間ペペ2階コンコースで「第3回出張!入間のうまい市」を開きました。同事業は、地域住民への地産地消の推進と農業者の新たな販路の創出を目的に実施したもの。広範囲の集客が見込める土日の昼間や平日の夕方の時間帯に、農業者が直接、市内各地の団地や公共施設などに出向いて農畜産物を販売することで、市内の農畜産物のPRや地域経済の活性化に繋げる狙いがあります。当日は、JA後継者部会やJA宮寺農業塾に所属する生産者、新規就農者の7人が参加。旬を迎えるサトイモやホウレンソウ、原木シイタケ、卵などを販売し、会場には新鮮な野菜などを求めて、多くの来場者で賑わいました。出店した新規就農者の須田淳二さんは「新規就農者にとっては自身の野菜を知ってもらうきっかけとして、良い取り組みだ」と笑顔で話しました。    JAirumano News年末の最需要期に向けてサトイモ出荷最盛期!生産者が駅で直接野菜を販売!「第3回出張!入間のうまい市」開催

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