JAいるま野 広報誌 2023.01|No.319
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02 新年明けましておめでとうございます。 組合員をはじめ地域の皆さま方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また日頃より当JAの事業運営に関しまして、格別なるご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 長引くコロナ禍と感染の波によって我々の生活は大きく影響を受けました。また緊迫する欧州情勢や急激な円安により高騰した生産資材や飼料、燃料等の価格高騰はわが国の農業生産の現場にも大きな影響を与えており、持続可能な農業生産や食料の安定供給等、食料安全保障の確立が課題となっております。 このような状況の時こそ協同のチカラを最大限発揮し、組合員の皆さまのご意見を事業へ反映させていくことが大事であります。 6月には人数を制限しコロナ対策を徹底したなかで、総代会を開催できたことは喜ばしいことでした。また、各地域では収穫祭、JAまつりも開催することができ、多くの皆さまに楽しんで頂きました。 対話運動を通じて組合員の皆様の意見を反映することを目的に三役と支店運営委員長による意見交換会の実施や新たなデジタル情報ツールとしてアプリ「とれ蔵通信」の稼働を進めました。また、地元出身の俳優(新原泰佑氏)を「広報大使」に採用し幅広い世代へ地域農業への理解醸成に努めました。 令和5年は、昨年に引き続き「農業者の所得増大・農業生産の拡大」「豊かで暮らしやすい地域社会の実現」「協同活動を支える経営基盤の確立」を基本方針とし、いるま野地域の農業と組合員・地域の方々に必要とされるJAとして貢献できるよう、組合員に寄り添い、地域社会や行政と連携を図りながら役職員一同、なお一層の努力をしてまいりますので、変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。 本年の干支は癸卯です。「癸の年となります。まさに地域農業にとりましては良いめぐりの年といえることから、組合員の皆さまにおかれましては、恵を得て飛躍するような、健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。みずのとうみずのと」は静かで温かい大地を潤す恵の水を表すとされ、「卯う」はウサギに掛けて飛躍地域と組合員に必要とされるJAを目指し、持続可能な農業の実現に向けて尽力します。代表理事組合長  大木 清志謹賀新年

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