JAいるま野 広報誌 2022.12|No.318
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~未来を担う若手農業者たち~次世代農家をインタビュー狭山市の上奥富。木々も徐々に色づき始め、秋も一層深まり始める中、住宅地に囲まれた農地で黙々と作業に勤しんでいるのは、若手農業者の大野博則さん。地元出身の38歳です。現在は、約9㌶の面積で彩のかがやきやミルキークイーンなどの水稲栽培やにんじん、ブロッコリー、ネギなどの季節野菜を栽培しています。代々続く農家の家庭で育った大野さんは専門学校を卒業後、一度は地元を離れ、趣味の釣りが高じて釣り具店に就職しました。そんな大野さんに転機が訪れたのは27歳のとき。結婚と出産をきっかけに「父が精魂込めて作った水稲と路地を守り、生まれた子供に美味しい野菜を食べさせたい」という想いから就農を決意しました。元々さまざまなものに対してアンテナを張るのが得意な大野さん。就農後も父の背中を見て農業を学びつつ、新たな取り組みをしたいという想いから「有機農業」を始めるために全国各地を回りました。「自然で生育している環境をいかに人工の畑で再現するか。良質な野菜ができるのは理由があるので、それを追求していくことは楽しいですね。まさに自然が先生です」と笑顔で話します。こうして作られたこだわりの有機野菜は、JAあぐれっしゅげんき村や量販店、市内の飲食店に出荷され人気を博しています。      「狭山産の地酒を作るのに協力してくれないか」きっかけはその一言「自然が先生」若手農業者の目指す野菜作りとはきっかけは地元酒店から…オール狭山の日本酒「里り平へ」誕生  い 04里平の原料となる米の生育確認。この米が美味しい日本酒へと生まれ変わります。狭山市大野 博則さん(38歳)受け継ぐ想いと新たな挑戦。こだわりの農業を営む若手農業者

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