JAいるま野 広報誌 2022.12|No.318
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 県茶業協会は、入間市の県茶業研究所で「彩の国さいたま第67回お茶まつり狭山茶品評会」を開催しました。品評会は、狭山茶の品質向上を図ることや消費の増大を目的に毎年開かれており、農林水産大臣賞に「仕上げ茶・普通煎茶の部」から所沢市の新井真一郎さん、県知事賞には「手もみ茶の部」から入間市の池谷英樹さんが受賞しました。新井さんは、すべての項目で唯一の200点満点を獲得。池谷さんは味などが高評価を得ました。同研究所の渡辺寛文所長は「出品点数が昨年より増え、生産者の意気込みを感じるレベルの高い品評会になった」と講評しました。11      JA越生支店柚子部会の生産者が丹精込めて育て、丁寧に収穫された完熟ユズは、実ぶりもよく新鮮で爽やかな香りが自慢です。和食の香味付けや冬至のゆず湯などにいかが!?今なら人気の「ゆず之介」プレゼント! 埼玉県茶業青年団は、入間市で「彩の国さいたま第43回FGTCサヤマ―2022」を開催しました。消費者の好みに合った狭山茶を生産しようと、青年団員の若手茶農家が参加し、技術の研鑽に努めました。最優秀賞には「蒸しの良いお茶部門」から所沢市の平岡忠仁さん(農林水産大臣賞)、「香り良い萎凋させたお茶部門」から狭山市の宮岡豊さん(県知事賞)がそれぞれ受賞。香りや旨味などが評価され、2人とも唯一の300点満点を獲得しました。同青年団の粕谷智政団長は「お茶本来の素晴らしさを伝えるために今後も技術向上に励んでほしい」と話しました。 日高市の㈱栗こま娘本舗亀屋は、同市特産の栗をふんだんに使った「モンブランバウム」の販売を始めました。 原料は、米粉を使ったグルテンフリーで生地に栗を練り込み中央には栗ようかんと甘露煮が1粒入っているほか、廃棄してしまう栗も使用し、地域資源の有効活用にもつながっています。栗の味わいを研究して作り上げた逸品で、予約注文が殺到し売り上げは好調。JA日高栗出荷部会の新井一さんは「栽培した栗がおいしい商品として生まれ変わり生産者としてうれしい」と話しました。1箱2,000円で店頭販売のほか、同社のHPからでも購入できます。いちょう     仕上げ茶の香気を審査する審査委員ら「モンブランバウム」をPRする同社の浅見祐一代表取締役㊧と新井さん受賞を喜ぶ平岡さん㊧と宮岡さん㊨JAirumano News狭山茶品評会新井さんと池谷さんが受賞越生町でユズ販売会日時 2022年12月4日(日)   9:30~12:00場所 うめその梅の駅   埼玉県入間郡越生町小杉308-1   ※なくなり次第終了お問い合わせ 越生町役場 産業観光課       ☎049-292-3121埼玉県茶業青年団品評会平岡さんと宮岡さんが受賞日高市の栗をふんだんに使った「モンブランバウム」 売れ行き好調!

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