JAいるま野 広報誌 2022.11|No.317
10/20

 栗の産地、日高市で9月11日、ブランド栗「高麗川マロン」の販売会が開かれました。当日は買い求める客が早朝から列を作り、用意した約345㌔の栗は販売開始から2時間ほどで完売しました。 高麗川マロンは、「国見」「大峰」「筑波」「利平」の4品種の中から4L~2Lの大粒で高品質な栗を「高麗川マロン」と名付けて商標登録し、ブランド化しました。JA高麗川マロン研究会の会長を務める安藤俊吾さんは「今年は収量が少ないが、品質は良い。今年も旬の味を堪能してほしい」と話しました。 富士見市立南畑小学校は9月28日、地元農産物の生産過程を知ることを目的とした食農教育の一環として、南畑米生産組合組合長の新井則幸さん宅を訪問しました。 3年生58人が参加し、籾すり機による選別作業や農業機械の仕組みについて学び、地元農業への理解を深めていきました。児童からは「精米と玄米の違いについて」などの質問があがり、具体例を交えながら丁寧に答えていきました。新井組合長は「小学生が地元農業について興味を持ってくれることは嬉しい。これからも地元農業の振興に協力していきたい」と話しました。     所沢市の糀谷八幡湿地で9月22日、同市の三ケ島小学校の5年生47名を対象に農業体験学習会が行われました。同湿地の保存活動に取り組む「糀谷八幡湿地保存会」が主催し、児童に昔ながらの農業に触れてもらうことで、地元農業をより身近に感じてもらうことを目的に実施されました。児童は、約10㌃の棚田でJAが苗を提供した「コシヒカリ」ともち米「峰の雪もち」の稲刈り取りを体験し、地元農業への理解を深めました。同会の水村周介会長は「稲刈りをきっかけに、児童には糀谷八幡湿地の文化への興味を深めてもらえたら嬉しい」と話しました。 JAは9月10日、「くり拾い&ぶどう狩りと所沢航空記念公園ご散策婚活バスツアー」を開催しました。組合員に出会いの場を提供することを目的に企画し、JA共済連埼玉県本部の地域・農業活性化積立金を活用して行われました。当日はJA結婚相談所と県の結婚支援センター「SAITAMA出会いサポートセンター」に登録した男女19人が参加。所沢市でくり拾いやぶどう狩りの収穫体験をした後、所沢航空記念公園を散策し、親交を深めました。JAくみあい組織課山田貢生主任は「引き続き、組合員の出会いにつながる場の提供に努めたい」と話しました。      10高麗川マロンを買い求める客ら新井さんの説明を熱心に聞く児童ら稲刈りの体験をする児童旬のぶどう狩りを楽しむ参加者JAirumano News日高市特産高麗川マロン販売会小学生が米農家のもとで食農教育!昔ながらの農業を体験!糀谷八幡湿地で児童が稲刈り取り旬の果実の収穫と公園を散策!婚活バスツアー開催

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る