JAいるま野 広報誌 2022.8|No.314
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 埼玉県を中心に店舗を展開するぎょうざの満洲(川越市)は1日、JA越生支店梅部会などが出荷する梅を使用した金ソースつき豆乳杏仁プリン」の発売を始め「完熟梅の黄ました。 定番の杏仁プリンにさっぱりとした梅ソースをかけた夏にぴったりデザート。2018年から販売を始めて今年で5年目を迎えました。関東エリア89店舗で取り扱っています。 同部会の吉原保雄会長は「人気商品の原料として販売されるのはとてもうれしい」と話し、商品開発を行う同社品質管理室の増茂詩野係長は「今年の梅も香りが良い。季節の味を堪能してほしい」と笑顔で話しました。※売り切れの際はご容赦ください。 JAは、特産である梅が旬を迎えるこの時期にJA農産物直売所5店舗で「うめ料理教室」を開きました。同教室を通じて生産者と消費者の交流を深めるとともに、おすすめの食べ方を提案することで地元農産物や直売所のファンを増やしていきたい考えです。 同教室は合計26組が参加し、生産者である山口由美さん(越生町)や正木潤さん(三芳町)、梅澤三子さん(日高市)らが講師を務め、梅ジュースや梅干しの作り方などを詳しく説明しました。参加者は「梅を学べる良いきっかけになった。出来上がりが楽しみだ」と話しました。11「いるま野」2022.8■■■      梅の産地越生町で6月中旬、生梅の販売会が開かれました。特産の梅をPRしようと、JA越生支店梅部会の会員らが品種の特徴などを丁寧に説明しました。 会場は「うめその梅の駅(越生自然休養村センター)」。同町ブランド梅「べに梅」の他、加工に適した「白加賀」など3品種、合わせて約2.3㌧分を販売し、売れ行きも好調でおよそ1時間半で完売しました。 訪れた客は「朝早くから並んだ。今年も買うことができて良かった」と話し、同部会の吉原保雄会長は「生産者が丹精込めて栽培した梅を多くの方に堪能してほしい」と話しました。 三芳町で、夏ソバの収穫が最盛期を迎えました。㈱エム・ファームが手掛ける圃場では、6月中旬から本格的な作業がスタート。同社の代表取締役を務める船津正行さんは「緑色が鮮やかな良いソバができた。三芳町のソバを楽しみにしている人たちに早くお届けしたい」と話しました。 同社は、遊休農地を活用した大規模栽培を展開。県内でも珍しいソバ専用の管理冷蔵庫を完備しているため、風味などを保ったまま出荷できるのが特徴です。収穫した夏ソバは、同町をはじめ全国に出荷。JA直売所「あぐれっしゅふじみ野」や「同げんき村」でも販売予定です。     商品をPRする係長㊨と吉原会長商品をPRする係長㊨と吉原会長熱心に教える講師の山口さん㊥熱心に教える講師の山口さん㊥コンバインでソバの収穫作業に励む同社の社員コンバインでソバの収穫作業に励む同社の社員梅の特徴を丁寧に説明する吉原会長㊥梅の特徴を丁寧に説明する吉原会長㊥JAirumano Newsぎょうざの満州×JA人気デザート今年も販売開始梅で交流深めファンづくり「うめ料理教室」を開催「生梅の販売会」今年も盛況!味よし!香りよし! 三芳町で夏ソバの収穫最盛期

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