JAいるま野 広報誌 2022.6|No.312
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三芳町上富ど根菜類を中心に栽培し、JAを通じて市場や「あぐれっしゅふじみ野」などに出荷しています。    ―― のスイスチャードやターサイといった珍しい品種の栽業界に就職しました。平成11年、結婚を機に就農しましたが、消費動向の大切さを学んだ経験が今でもしっかりと活かされていると感じます。荷づくりを丁寧に行うことはもちろんですが、最近では葉物野菜培にも挑戦し、差別化を図っています。それだけに、お客さまからお褒めの言葉を聞くと「農業をやっていて良かったなぁ」と嬉しさが込み上げてきます。現在、およそ1.5㌶の面積でサトイモやニンジンな4代目の私は、将来に向けた勉強のためにと流通4年ほど前から、県が認定する指導農業士として活動しています。指導農業士とは、新規就農者らを対象に技術的な指導や助言などを行う農業者のことで、地域農業の振興を目指して取り組んでいます。最近では、地元4Hクラブや三芳町主催の「農業塾」などでも講師を務めました。育てる楽しさや苦労を農家の視点で理解し、立派な農業者に成長してくれることを願っています。かくいう私も〝生涯現役〟が目標です。これからも、若手農業者からの刺激を受けながら、日本農業遺産認定の「武蔵野の落ち葉堆肥農法」を実践し、おいしい野菜づくりに励んでいきたいと思います。就農から現在までの状況をお聞かせください。県指導農業士の活動について教えてください。目標は”生涯現役“‼渡辺秀敏さん■■■■06「いるま野」2022.62年ほど発酵させた落ち葉堆肥。圃場にすき込むことで、おいしい野菜を生み出します。サトイモの種芋を洗浄し、消毒前の下準備を行います。植え付けまでもうすぐです。県県指指導導農農業業士士ととししててもも活活動動消消費費者者目目線線ののおおいいししいい野野菜菜づづくくりり

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