JAいるま野 広報誌 2022.6|No.312
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 坂戸市は、山田ふみさんらが生産する「すいおう芋焼酎」と「にんじんドレッシング」、増尾政明さんが生産する「坂戸パワーにんにく」を「さかど自慢の逸品」に新たに登録しました。 山田さんは市と協力し、廃棄してしまう原料を6次産業化の取り組みとして同商品を販売。増尾さんは、約30㌃の耕作放棄地解消のため、健康に良いとされるニンニクを栽培。4年ほど前から商品化しています。 登録された3商品は、市観光ガイドマップやホームページに掲載してPRし、販売促進を支援していきます。11「いるま野」2022.6 JAが2019年度から導入した極早生品種「五百川」の田植えが4月16日から川越市内で始まりました。「五百川」は、福島県の生産者が「コシヒカリ」の突然変異種を系統育種したもので、食味がコシヒカリに劣らず、収穫期が1カ月ほど早いのが特徴です。 今年度は新たに4人の生産者が加わり、同市と富士見市の生産者9人が約11㌶の面積で栽培します。同市の水稲農家の金子昌弘さんはこの日、約1.3㌶の水田に植え付けました。「今年初めて作付けするが、生育は順調。刈り取り期まで水の管理などに気を付け、良質な『五百川』を栽培していきたい」と話しました。 収穫は8月上旬を予定し、収穫した米はJAカントリーエレベーターで乾燥調製後、8月中旬には新米としてJA農産物直売所などで販売する予定です。    ■■■■ いるま野アグリは4月上旬、2021年度米の食味ランキングで特Aを獲得した「彩のきずな」の種子の鉄コーティン場にグ作業を行いました。鉄コーティングした種子は、圃播することが可能。今年度は464㌔(約11㌶分)の作業直受託がありました。作業は、あらかじめ3日ほど浸種した拌させ、そ種子に鉄粉と焼の後、シートに広げて熱を逃がしおよそ3日間酸化を促して1週間ほどで完成させました。 鉄コーティングした種子は5月上旬、JA南畑米生産組合の会員らが同市内の圃場に直播する予定です。■■■■■■■石膏をコーティングマシンで攪  ■■■■■■■■当日は、マスコミ各社も取材に訪れました登録された山田さん㊨と増尾さん㊧登録された山田さん㊨と増尾さん㊧鉄コーティング作業を行ういるま野アグリ社員鉄コーティング作業を行ういるま野アグリ社員田植え作業に励む息子の司さんJAirumano News「さかど自慢の逸品」に3商品が仲間入り農作業の省力化と低コスト化へ水稲種子の鉄コーティング作業極早生品種「五百川」早くも田植え作業スタート!

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