JAいるま野 広報誌 2022.6|No.312
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10「いるま野」2022.6 JA管内で4月上旬から、ビニールハウスで栽培した新茶の初摘みが始まりました。 入間市の髙野茶実夫さんは、訪れた近隣の茶農家らと広さ約330平方㍍のハウスで、新芽およそ200㌔を刈り取りました。髙野さんは「例年通りに初摘みができて良かった。これから新茶の季節になるが、狭山茶を飲んで茶農家を応援してほしい」と話しました。 また、日高市の吉野道隆さんが経営する「吉野園」のハウスでは、朝早くから家族らが集まり、10㌢ほどに伸びた新芽約90㌔を1つ1つ丁寧に摘み取りました。吉野さんは「今年も茶シーズンが始まった。多くの方に新茶の香りを堪能してほしい。引き続き、良質な茶生産に努めたい」と話しました。 初摘みした一番茶は、各茶園の自宅店舗や通信販売などでも販売しています。 JA各農産物直売所では、4月中旬から5月上旬にかけて、春の野菜苗・花苗を販売しました。 店内には、タケノコやカブ、新ジャガイモなど旬を迎えた農産物が並び、店外にはナスやトマトなどの野菜苗の他、バーベナやペチュニアなどの花苗も並び、来場者の人気を呼びました。 JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」の町田忠之店長は「今年も数多くの苗が並んでいる。ぜひ、この機会にガーデニングや家庭菜園を楽しんでもらえたらうれしい」と笑顔で話しました。     「狭山茶」の主産地、入間市で新茶の初摘みが始まりました。新芽を摘み取ったのは、「平塚園」(同市下藤沢)の吾さん。4月21日、広さ約40㌃の茶畑では、平塚さ平塚尚んとともに近所の主婦ら20人が8〜10㌢ほどに伸びた新芽約150㌔を手で丁寧に摘み取っていきました。新芽は2、3月の冷え込みが厳しかったもの、4月以降の暖かさと適度な雨量のおかげで例年並みの生育となりました。 平塚さんは「春先が寒かった分、じっくり育ち良いお茶ができた。新茶の豊かな味と香りをぜひ楽しんでほしい」と笑顔で話しました。■■■■  ハウスで栽培した「狭山茶」を初摘みする髙野さん苗を手に笑顔を見せるJA職員苗を手に笑顔を見せるJA職員新茶を丁寧に手摘みする吉野さん㊨ら新芽を手摘みする関係者新芽を手摘みする関係者JAirumano News春の野菜苗・花苗販売「狭山新茶」露地で初摘みハウス栽培の新茶初茶摘みスタート!

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