JAいるま野 広報誌 2022.5|No.311
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■ JAは3月下旬、JA農産物直売所にレシピ動画を映したデジタルPOP(店内広告)を設置しました。コロナ禍で試食の提供を中止している中、非接触型の販促活動として、動画を活用しながら魅力ある売り場づくりを展開していきたい考えです。 動画は、JA農産物直売所の食育ソムリエを中心に旬な農産物のレシピを考案。JA職員が動画撮影と編集を務めています。JA直販課の鈴木晴菜職員は「デジタルPOPで、農産物の魅力発信やレシピを提供することで消費拡大につなげていきたい」と話しました。 川越市で3月中旬、キンギョソウの二番花の出荷が最盛期を迎えました。JAいるま野川越市切り花出荷組合「芳華」は大きく華やかに開く「バタフライ」を栽培し、市場から高い評価を得ています。 キンギョソウは、まっすぐに伸びた茎に金魚のような花がたくさん咲くのが特徴。同組合に所属する7人の生産者が約148㌃で栽培し、主に東京の市場に出荷しています。 JAの矢島義康主任は「天候にも恵まれ、二番花の品質は良好。仏花のイメージがあるが、家庭でも切り花として楽しんでほしい」と話しました。11「いるま野」2022.5     ■■■■■■ 越生町は3月6日、越生梅林で樹齢670年の梅の木雪」を接ぎ木した苗木を植える植樹式を行いました。「魁「魁雪」は、現在も春に白い花を咲かせますが、枯れてしまう恐れがあり、町観光協会や「梅産地を元気にする協議会」と協力し、3年ほど前から接ぎ木した苗木を育ててきました。 越生梅林は、関東三大梅林のひとつとして知られ、約1,000本以上の梅の木が栽培されています。同町によると、祀したとき、1350年頃、福岡県の大宰府から小杉天満宮を分菅原道真にちなんで梅を植えたのが起源と伝えられ、「魁雪」は当時から存在していたそうです。 3月中旬から4月中旬にかけて、川越や東部、坂戸の各カントリーエレベーター(CE)で2022年産米の温湯消毒を行いました。3月23日、東部CEでは「彩のきずな」「コシヒカリ」「彩のかがやき」など合わせて約600㌔を消毒しました。 温湯種子消毒は、種子を60度の湯に10分間浸す消毒方法で、環境への配慮や農薬費用の削減といった効果が期待できます。JAでは、8年前から組合員への支援を目的に無償で実施しており、利用実績は年々増加しています。 JA管内では、4月中旬から極早生品種「五頭に田植えが始まる予定です。    ■■■■■■■■■百川」を筆PRする食育ソムリエPRする食育ソムリエ出荷されたキンギョソウの状態を確認する矢島義康主任出荷されたキンギョソウの状態を確認する矢島義康主任植樹する越生町の新井康之町長㊨ら植樹する越生町の新井康之町長㊨ら温湯消毒を実施するJA職員温湯消毒を実施するJA職員JAirumano NewsJA農産物直売所にデジタルPOPを設置キンギョソウ華やか!二番花の出荷最盛樹齢670年!梅の木を守れ接ぎ木した苗木を植樹各カントリーエレベーターで種子の温湯消毒

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