JAいるま野 広報誌 2022.4|No.310
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およそ2.1㌶。共販出荷をはじめ、市内の量販店やJA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」などに、年間10品目以上の季節野菜を出荷しています。    ―― 就農して50年以上が経ちますが、これまでたくさんの人たちに支えられてきました。両親や地元4Hクラブの仲間などから農業を学び、「代々続いてきた農地を守る!」という一心でここまでやってきました。旧大井町(現ふじみ野市)の農家出身の妻とともに安全・安心を心掛け、愛情たっぷりの季節野菜を栽培しています。現在、夫婦で農業を営んでいます。耕作面積は、私は、代々続く農家の長男として生まれました。水富地区は、高台と平地が入り組んだ地域です。かつて高台では畑が、平地では水田が辺り一帯に広がっていました。しかし、現在は宅地化が進み、田畑ともその数は大きく減少してしまいました。就農当初は我が家でも、養蚕や水稲、茶も栽培し、農繁期には家族や親戚総出で農作業に励んだものです。時が流れるにつれ一抹の寂しさを感じますが、我が家では間もなく、息子(33)が就農する予定です。私自身、親子で農業ができることに今から胸を躍らせています。息子には、この地域での交流を大切にしながら新しいことにチャレンジし、立派な農家になってほしいと願って止みません。現在の状況と農業への想いを教えてください。松村家のこれからについて教えてください。狭山市広瀬晃さん安全・安心、愛情たっぷりの季節野菜を栽培‼松村 08「いるま野」2022.4小松菜の収穫。「天候にも恵まれ、今年は上出来!」と笑顔を見せます。水富地区の高台で育ったホウレンソウ。「これまでの経験を息子にしっかりと伝授していきたい」と意気込みます。「「代代々々続続いいててききたた農農地地をを守守るる!!」」就就農農間間近近のの息息子子へへ想想いいをを託託すす

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