JAいるま野 広報誌 2022.4|No.310
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 2月22日と24日の2日間、「JAいるま野狭山茶センター」の施設内覧会を開催しました。 昨年7月に起工した施設は3月9日に竣工式を迎え、同10日から本格稼働しました。全国でも有名な「狭山茶」のさらなる生産振興を図ろうと、茶産地のJAとしてその一翼を担っていく考えです。 内覧会には、合わせて70人以上の茶生産者が参加。JA職員が茶事業の概要や設備の機能などを説明し、参加者の質問にも丁寧に答えながら本格稼働に備えました。なお、本誌では、次号5月号で同施設を詳しく紹介する予定です。 JA管内で収穫した米「彩のきずな」を使った「みのり揚」の限定販売がスタートしました。既存品の仕様は変えず味もこれまで通りで、しょうゆ味の素朴な味わいが特徴の揚げあられです。 商品を企画したJA購買課の宮崎吉之課長は「好評につき、3回目の販売となった。引き続き、販売促進に努め米の消費拡大につなげていきたい」と話しました。 「彩のきずな」を使った「みのり揚」は、2,200箱限定。1箱(32.5㌘16袋入り)1,080円(税込)。JA全14直売所の他、各支店でも購入できます。※完売の際は何卒ご了承ください。       JA小江戸支店は1月下旬、特殊詐欺未然防止に貢献したとして川越警察署長から感謝状を受け取りました。 12月上旬、川越市在住の80代女性が「夫の入院費や仏壇などの購入で200万円が必要だ」と支店窓口に払い戻しを依頼しました。不審に思った担当職員は、すぐに支店次長に相談しホットラインに通報。被害を未然に防ぐことができました。 同支店の古牧大寿支店長は「特殊詐欺の手口が多様化する中、職員一丸となり、今後も注意喚起や声掛けを積極的に行っていきたい」と話しました。 県南西部の三富地域で古くから営まれている循環型農業の保全の在り方を考える「第11回農と里山シンポジウム」(主催:三富地域農業振興協議会)が2月2日、オンラインで開催され、将来にわたり同地域の農業を維持するためには何が必要か、参加者と共に考えました。 協議会の斉藤利彦会長(JA常務)は「三富農業を未来に引き継ぐには、この地域で“ヤマ”と呼ばれる平地林の正しい理解が大切。三富地域の農業を支える平地林の現状を確認し、何が求められているのか、皆さんと一緒に考えを深めていきたい」と呼び掛けました。    10「いるま野」2022.4施設内の設備について説明するJA職員㊨(2月24日)施設内の設備について説明するJA職員㊨(2月24日)「彩のきずな」を使った「みのり揚」。フタのシールが目印。「彩のきずな」を使った「みのり揚」。フタのシールが目印。感謝状を受け取った古牧支店長㊥ら感謝状を受け取った古牧支店長㊥らオンラインであいさつする斉藤会長オンラインであいさつする斉藤会長JAirumano News本格稼働を前に「狭山茶センター施設内覧会」JA管内産「彩のきずな」を使用!「みのり揚」限定販売小江戸支店特殊詐欺防止に貢献三富農業を未来へ「第11回農と里山シンポジウム」

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