JAいるま野 広報誌 2022.2|No.308
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 入間地域は、10月下旬から12月上旬にかけて開催した各支店の第3四半期支店運営委員会で、組織活動の活性化に向けたグループ討議を行いました。支部組織や各組織の活動が停滞する中、意見を集約し今後の活動に繋げていこうというものです。 討議は地区役員やJA職員も参加。JAへの意見や要望を含めた問題点を抽出し、今後の課題などについて情報を共有しました。今後も入間地域では、支店運営委員会や支部座談会などを通じて問題を提起し、課題解決に向けた具体策を検討・実践し、組合員の期待に応えていく考えです。 11月下旬から12月上旬にかけて、職員向けに「水稲資材勉強会」を開催しました。 勉強会は、来年度の資材注文が増えるこの時期に適切な提案ができるよう実施し、営農推進員や支店職員ら約60人が参加しました。JA全農さいたまや各資材メーカーらが講師を務め、資材の概要をはじめ、効果や使用方法などを説明しました。 主催したJA販売推進課の並木治男職員は「適切な知識を身に付けることで、JA職員が一丸となって生産者をサポートしていきたい」と話しました。09「いるま野」2022.2     11月26日、「第39回全農酪農経営体験発表会」(JA全農主催)が開かれ、狭山市の松本陽一さんが最優秀賞(農林水産大臣賞・農畜産業振興機構理事長賞・全農会長賞の3賞同時受賞)を受賞しました。 発表会は、全国の優れた酪農家が自身の経営や技術を披露するもので、松本さんは土壌改良で飼料の品質を改善し、粗飼料自給率9割を維持するなど、飼料の安定生産の取り組みが評価されました。県内では初の受賞となった松本さんは「自給飼料にこだわり、持続可能な経営体を目指していきたい」と今後の意気込みを話しました。 JAいるま野牛部会は12月17日、川越市のJA広域営農センターで研修会を開催し、部会員7人が参加しました。 研修会は、JA全農埼玉県本部畜産酪農部の三浦道三郎獣医師を講師に招き、「寒冷ストレス対策」について学びました。また、生乳の情勢や乳製品の消費拡大運動について情報提供するとともに、飼料情勢や子牛用の寒冷期資材なども紹介しました。 同部会の時田裕部会長は「酪農業界は厳しい環境下にあるが、1頭1頭を適切に飼育し良質な生乳生産に取り組んでいきたい」と話しました。     グループ討議を行う参加者らグループ討議を行う参加者ら水稲資材について学ぶJA職員水稲資材について学ぶJA職員「寒冷ストレス対策」について話す三浦獣医師「寒冷ストレス対策」について話す三浦獣医師最優秀賞を受賞した松本さん最優秀賞を受賞した松本さんJAirumano News入間地域 支店運営委員会でグループ討議職員向けに「水稲資材勉強会」「第39回全農酪農経営体験発表会」松本陽一さんが埼玉県初の最優秀賞牛部会が研修会「寒冷ストレス対策」を学ぶ

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