JAいるま野 広報誌 2022.1|No.307
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所沢西農産物直売所などに出荷しています。直売所に並ぶ農産物は、いわば作■■品です。丹精込めて育てた作■■品をおいしく食べていただけるよう、就農以来、「朝採り」にこだわって出荷しています。以前、我が家で家畜や小麦の生産などにも取り組んでいた頃、荒幡地区は農業が盛んに行われていました。ところが、後継者不足などの影響で農業者の数は年々減少。現在、荒幡地区では数少ない農業者となりました。地域農業を絶やさぬよう、日々妻とともに頑張っています。現在、年間20品目以上の季節野菜を栽培し、JA私は代々続く農家に生まれ、5代目になります。自分で作った農産物を「おいしい!」と言って喜んでいただき、リピーターが徐々に増えていく…。この一連の流れは私にとってこの上ない喜びであり、農業を続けていく活力になっています。農業者の減少が大きな問題となっている一方で、    ―― 周辺には家庭菜園に取り組んでいる方がたくさんいらっしゃいます。こうした方たちが気軽に出荷できる機会が増えれば、私のような喜びを味わえる人が増え、新規就農者ももっと増えるのではないかと感じています。近い将来、互いに切磋琢磨しながら、地域農業を盛り上げていけるような仲間が増えてくれたら嬉しいですね。それまで私も頑張ります!ご自身と地域農業の現状を教えてください。地域農業を盛り上げる良案はありますか?丹精込めて育てた農産物は、いわば作■■品齋藤正巳さん所沢市荒幡■■■■高台に位置する齋藤さんの圃場。眺めも最高です。ハウスで栽培しているダイコンの生育具合を確認。収穫までもうすぐです。08「いるま野」2022.1地地域域農農業業をを絶絶ややささなないい活活力力のの源源はは「「おおいいししいい」の」のひひとと言言

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