JAいるま野 広報誌 2022.1|No.307
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農林水産大臣賞の受賞を喜ぶ粕谷さん夫妻農林水産大臣賞の受賞を喜ぶ粕谷さん夫妻農林水産大臣賞を受賞した奥富さん農林水産大臣賞を受賞した奥富さん旭日双光章を賜り、笑顔を見せる新井さん旭日双光章を賜り、笑顔を見せる新井さん品質・規格などを審査する審査員ら品質・規格などを審査する審査員ら10「いるま野」2022.1 今秋、「彩の国さいたま第42回FGTCサヤマ-2021」が開かれ、所沢市茶業協会の粕谷智政さん(蒸しの良い荒茶部門)が同品評会で3度目の農林水産大臣賞を受賞しました。 FGTC(Fresh Green Tea Competition)は、消費者の嗜好に合ったフレッシュな狭山茶を生産していこうと、県茶業青年団が主催して毎年開かれています。今回は同部門に65点が出品。その中で粕谷さんは温和な香りと爽快な味などが評価され、唯一の300点満点を獲得しました。粕谷さんは「時代のニーズに応え、今後も安全・安心な茶を提供できるよう努力していきたい」と笑顔を見せました。 「第75回全国お茶まつり埼玉大会」の主要行事の1つ、「全国茶品評会出品茶審査会」が11月中旬に開かれ、狭山市茶業協会の奥富雅浩さん(普通■茶4㌔)が農林水産大臣賞を受賞しました。「全国お茶まつり」は、JAなどで構成される実行委員会が主催したもので、埼玉県での開催は12年ぶりとなりました。 奥富さんは「同品評会において、狭山市内で39年ぶりの受賞者となり大変光栄に思う。父の代から常に良いものを作っていきたいという情熱が今回の受賞に繋がった」と今回の受賞を喜びました。     秋の叙勲の受章者が11月3日付で発表され、新井重雄さん(所沢市)が、旭日双光章を賜りました。 新井さんは、茶業農家「新井園本店」の3代目で、狭山茶の生産に尽力するとともに、産地の振興に大きく貢献しました。各種品評会では数々の賞を受賞し、農林水産大臣賞は10回以上、狭山茶の生産者として初の天皇杯を受賞しています。新井さんは「叙勲の栄誉を賜り誠に光栄です。改めて身の引き締まる思いです。これもひとえに狭山茶の業界に携わる方々のご指導とご協力の賜物で、その方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。 埼玉県さといも協議会は11月9日、JAさといも選果場で「第7回埼玉県さといも協議会共進会」を開催しました。 共進会は、生産量・産出額ともに全国1位の継続と県産サトイモの知名度向上を目指して行われているもので、今など合計300点が出回は県内各地の生産者から土品されました。成績優秀者は、栽培状況を追跡調査し、12月に各賞が決まる予定です。 同協議会の坂本富雄会長は「全国1位の産地を継続するのは大変なことだが、共進会を通じて技術の向上を目指してほしい」と呼び掛けました。     葉垂■■■■や蓮■■JAirumano News「彩の国さいたま第42回FGTCサヤマ-2021」粕谷智政さんが3度目の農林水産大臣賞「全国茶品評会出品茶審査会」奥富雅浩さんが農林水産大臣賞新井重雄さんが旭日双光章の栄誉全国一の産地継続を目指して「第7回埼玉県さといも協議会共進会」

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