JAいるま野 広報誌 2021.11.12|No.306
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 県茶業研究所(入間市)で10月29日、7月に開かれた第48回関東ブロック茶の共進会の褒賞授与式が行われ、所沢市茶業協会の和田良一さん(仕上茶・普通■茶の部)と新井真一郎さん(荒茶・普通■茶の部)が農林水産大臣賞を受賞しました。 共進会は、関東甲信越・東海の1都10県から86点の出品があり、それぞれの部門ごとに審査しました。和田さんは「今後も安全安心を届ける努力をしていく」、新井さんは「受賞をひとつの目標としてきたのでうれしい」とそれぞれ受賞の言葉を述べました。 西武鉄道は10月20日からの3日間、特急Laview(ラビュー)でJAいるま野管内とJAちちぶ管内の新鮮な農産物を輸送し、所沢駅で農産物販売会を開催しました。 会場となった「グランエミオ所沢」内のイベントスペースでは、いるま野産の秋の味覚「栗」と秩父地域の朝採れ「シャインマスカット」が並び、開始時間から多くの客でにぎわいました。同社の担当社員は「西武線沿線の観光農園などの支援を目的に始めた企画が広がりを見せ、継続的に実施できてうれしい。引き続き、産地を応援したい」と話しました。     JA鶴ヶ島支店は10月下旬、振り込め詐欺未然防止に貢献したとして、西入間警察署の内藤淳一署長から感謝状を受け取りました。 坂戸市在住の80代女性は、「外孫が現金を取りに来るので、急ぎでお金が必要だ。すぐに来てほしい」と同支店に連絡。詳細を確認したところ、不審な点が多く話の整合性が取れないことから、ホットラインに通報し被害を未然に防ぐことができました。同支店の鶴岡直樹支店長は「今後も組合員や地域住民の大切な財産を守れるよう、支店職員一丸となって取り組んでいきたい」と話しました。 JAでは、10月1日から管内産の大豆を使用した「納豆」の販売を数量限定で始めました。 原料には、規格外の小粒大豆を使用。1月下旬から老舗納豆製造会社の丸正納豆製造所(川越市)と共同で、利用価値をより高めようと商品化に向けて取り組んできました。昔ながらの方法で製造することで粘りが強く、一般的な小粒納豆よりも粒が大きく食べ応えのある商品に仕上がっています。 納豆は、JA農産物直売所で販売。JAオリジナルキャラクター「とれ蔵」が貼られたシールが目印です。     10「いるま野」2021.11・12農林水産大臣賞を受賞した和田さん㊧と新井さん㊨ら農林水産大臣賞を受賞した和田さん㊧と新井さん㊨ら輸送する農産物をPRする西武鉄道の担当社員輸送する農産物をPRする西武鉄道の担当社員感謝状を受け取った鶴岡支店長(㊨から2人目)ら感謝状を受け取った鶴岡支店長(㊨から2人目)ら「納豆」をPRするJA職員「納豆」をPRするJA職員JAirumano News関東ブロック茶の共進会JA管内から2人の農林水産大臣賞秋の味覚を特急で直送!所沢駅で「農産物販売会」鶴ヶ島支店振り込め詐欺防止で表彰いるま野管内産の大豆を使用した「納豆」を商品化

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