JAいるま野 広報誌 2021.8|No.303
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狭山市 柏原片木 耕作 さんトマト栽培トマト栽培2020年。年。父の教えを受け継ぐこだわり栽培父の教えを受け継ぐこだわり栽培―就農した当時と現在の状況を教えてください。 現在、父と母の3人で農業を営んでいます。およそ1.3㌶の面積で季節野菜を中心に栽培し、JA農産物直売所「あぐれっしゅげんき村」をはじめ、市内の量販店などに出荷するとともに、庭先でも販売しています。 子どもの頃から農業に慣れ親しんできた私にとって、農業を継ぐことは自然な流れでした。この春、就農して20年の節目を迎えましたが、振り返えってみると当初は苦労の連続で、父の作業を見よう見まねで必死になって取り組んでいました。今ではその父の教えをしっかりと受け継ぎ、一生懸命農作業に励んでいます。―受け継がれたトマト栽培。その秘訣とは? 夏場のこの時期は、トマト栽培に大忙しです。良質なトマトをお届けするため、ひと手間加えることを惜しみません。我が家では、ハウス内に稲わらを敷き詰めて地温を保ち、土壌の乾燥を防いでいます。また、トマトの実を日差しや高温から守るため、あえて葉の内側に実がなるよう、支柱の立て方にも工夫を凝らしています。トマトは、甘味と酸味のバランスがポイント!そのため、水やりの量にも細心の注意を払っています。 農業は、こだわりを持って取り組むことが重要です。「美味しかった!」と、皆さんから頂くこのひと言のために、これからも頑張っていきます。「この味をしっかりと守っていきたい」と話す片木さん。出荷作業にも力が入ります。トマトの収穫。片木さんのトマトは、しっかりとした実が特徴です。トマトは、甘味と酸味のバランスがポイント!06「いるま野」2021.8

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