JAいるま野 広報誌 2021.7|No.302
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 私は、山形県の出身です。実家は代々続く専業農家で、畜産や施設野菜、米づくりの現場を間近で見て育ちました。私が所属する第一営農販売センターは、辺り一面を水田に囲まれた稲作地帯。その広大な風景と収穫期に漂う稲わらの香りは、私が育った実家周辺の姿を思い出させてくれます。 農業を身近に感じてきた私は、「農家の役に立つ人間になりたい」と地元の大学(農学部)を卒業し、JAやまがたに入組。結婚を機に埼玉へと引っ越しましたが、その想いを捨てきれずJAいるま野に入組し現在に至ります。 JAいるま野に入組して13年。私は現在、営農推進員として主に米や麦、大豆の営農相談業務に従事しています。山形の実家では自ら米づくりに携わり、麦・大豆においては販売業務、とりわけ取引先との商談なども経験してきました。高品質な農作物を栽培するにはどうしたら良いか、またそれをどのように販売し、どうやって利益に結びつけたら良い 生産者は農業経営する上で、さまざまな問題にぶつかります。生産資材の選び方や技術の指導、市場の情報収集…。そんなとき、生産者の身近な相談相手となり、生産者とともに産地づくりを行っていくのがJAの「営農推進員」です。今月号の特集では、JAいるま野の「営農推進員」総勢36人(令和3年5月現在)のうち、2人を紹介します。関口 健太第二営農販売センター所沢資材センター第一営農販売センター         植木 良子生産者を支える  JAいるま野の営農推進員「農家の役に立ちたい」想いを胸に埼玉へ第一営農販売センター     植木 良子02「いるま野」2021.7

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