JAいるま野 広報誌 2021.7|No.302
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JAirumano News    JA越生梅選果場で5月14日、特産「小梅」の初出荷が行われました。 出荷作業では、選別員らが傷の有無を丁寧に確認した後、選果機でサイズを選別し品質(秀・優)ごとに4㌔箱に詰めていきました。出荷された「小梅」は、主に県内や東京の市場に出荷されます。 作業を行ったJAの担当職員は「今年も梅の時期がやってきた。今年の出荷量は昨年に比べてやや少なめだが、品質や形状は良好。JA職員として積極的にPRしていきたい」と意欲を見せました。出荷された梅を選果機に運び入れるJA職員出荷された梅を選果機に運び入れるJA職員「小梅」初出荷「青梅」 収穫最盛期 梅の産地、越生町や毛呂山町で「青梅」の収穫が最盛期を迎えました。 収穫初日となった5月下旬、JA越生支店梅部会の島田信行部会長の圃ほじょう場では、果肉が厚く加工用に適した主力品種の「白加賀」を1つ1つ丁寧に収穫していきました。 収穫は6月下旬まで。「白加賀」のほか、同町ブランド梅の「べに梅」や「十郎」などを収穫し、JA農産物直売所をはじめ県内や東京の市場に出荷されます。 島田部会長は「今年の梅は大きくつやがあり品質は良好。1年間丁寧に育ててきたかいがある。ぜひ、多くの方に味わっていただき、特産の梅を通じて地域活性化の一助となればうれしい」と話しました。JAの担当職員は「引き続き販売促進に努め、生産者の所得向上につなげたい」と意欲を見せました。青梅を丁寧に収穫する島田部会長当日は、マスコミ各社も取材に訪れました動画配信中!➡    JA越生支店は5月20日、「社会福祉法人かえで」と共同で特産の「小梅」の収穫作業を行いました。 この取り組みは、人手不足などに悩む農家と障害のある人たちの社会的自立を目指す同法人が連携して行ったもので、当日は同法人から4人が参加しました。収穫した小梅は約60㌔。通常、半日かかっていた作業はわずか1時間ほどで完了しました。 同支店の石井忠支店長は「順調に作業することができて良かった。今後も地域に根差したJAとして、地域農業の活性化に貢献していきたい」と意気込みました。収穫作業に励む参加者ら収穫作業に励む参加者ら越生支店と社会福祉法人が「小梅」を収穫10「いるま野」2021.7

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