JAいるま野 広報誌 2021.6|No.301
2/20

 2月中旬、第67回JA全国青年大会がオンラインで開催されました。全国農協青年組織協議会(JA全青協)が主催したもので、全国のJA青年部員ら1700人超が参加しました。大会では、新型コロナウイルスの影響で制約を受ける中でも挑戦を続ける各地の事例を共有。若手農業者9人が、青年部活動や農業にかける想いを発表しました。(3ページ表参照) その中で、先に開かれた埼玉県大会と関東・甲信越大会で代表に選ばれた塩野雅之さん(JAいるま野東部後継者部会)は、会員同士が労働力や農機、圃ほじょう場、知識や技術を融通し合うシステムを提案。会員の結集による可能性を示し「ネットワークの活用により全国の盟友が密となり、これからの日本農業を明るいものにしていこう」と呼び掛けました。 今月号の特集では、大会当日に発表した塩野さんの主張「盟友による盟友のためのシステム」の全文をご紹介します。JAいるま野東部後継者部会 塩しお野の 雅まさゆき之さん昭和57年(1982年)9月生まれ。カブやトウモロコシを中心に、ハクサイやダイコン、ホウレンソウ、エダマメなどを栽培。現在、同部会三芳支部長、4月からJA埼玉県青年部協議会の副委員長を務める。自身が掲げる「盟友による盟友のためのシステム」は、今大会で「JA全青協会長賞」を受賞した。青年の主張「盟友による 盟友のための    システム」JAいるま野東部後継者部会塩野 雅之さん02「いるま野」2021.6

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る