JAいるま野 広報誌 2021.4|No.299
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※ 毎月のコーナー「われら営農担当!」に代わり、4月号・7月号・10月号・1月号では、JAが進める自己改革についてご案内します。 JA管内の支部組織は当初、農業を主とする組合員が多数を占め、独自の活動が盛んに行われていました。ところが、近年は農業の兼業化や離農が進み、その機能も低下傾向にあります。 そこで、地域が抱える問題や課題を組合員の皆さんとJAが共有し、これまで以上に支部組織を活性化させていこうと今回の開催に至りました。 研修会は、日本協同組合連携機構(JCA)の小林元はじめ基礎研究部長を講師に招き、「支部活性化に向けて」と題して講演。管理職約60人が課題を共有しながら、活性化に向けたポイントなどについて学びました。 小林基礎研究部長は「支部の課題はJAの課題であり、地域の課題でもある。支部の機能と位置付けを明確にし、地域に根差した組合員組織として真正面から取り組んでいく必要がある」と話し、今後の対応策やあるべき姿を、事例を交えながら訴えました。 JAでは、支部を重要な基礎組織と位置付け、組合員の皆さんと地域の問題や課題などを共有しながら、二人三脚で歩んでいきます。昨年12月、支部組織をより活性化させていこうと、「支部組織研修会」を開催昨年12月、支部組織をより活性化させていこうと、「支部組織研修会」を開催しました。今後の在り方について理解を深めるとともに、職員一人一人の意識しました。今後の在り方について理解を深めるとともに、職員一人一人の意識を醸成させていくことで、今後の活動に生かしていきます。を醸成させていくことで、今後の活動に生かしていきます。「支部組織活性化」へ「支部組織活性化」へ管理職を対象に研修会を開催管理職を対象に研修会を開催研修会は、3カ所をオンラインで結んで開催しました。(写真=川越市のJA本店)研修会は、3カ所をオンラインで結んで開催しました。(写真=川越市のJA本店)支店長を対象に行った「支部組織活性化に向けた実態調査」アンケート(一部)●活力ある支部の特徴・要因は? • リーダーシップを発揮している組合員がいる • 定期的に会合の場を持っている • 支部に加入している後継者が多い • 女性の参画が多い • 役員の負担軽減を図っている • 准組合員加入者が多い        など●支部活性化に向けた課題は? • 現在の支店運営委員会は、事業報告と事業PRがメインとなっている。今後は、組合員の意見や要望を聴き、組織活動や事業運営に反映させるための話し合いの場としていったらどうか • 魅力ある支部活動としていくために、組合員の声を聴き、その問題を職員と共に共有しながら解決していったらどうか • 次世代の組合員が参加したくなる組織にしていく必要があると思う        など08「いるま野」2021.4

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