JAいるま野 広報誌 2021.3|No.298
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JAいるま野令和3年(2021年)産の米づくりについて 農林水産省が示した令和3年(2021年)産米の適正生産量は、693万㌧と今までにない大幅な減産が求められています。 減産を行わなければ、今以上に米価への影響が大きくなってしまうことから、生産者1人1人が向き合わなければならない情勢となっています。令和3年(2021年)産の米政策について1.生産量の目安 米粉用米・飼料用米に対しての交付金単価が、以下の内容に拡充されました。2.米政策の主な変更点対象作物交付単価米粉用米・飼料用米収量に応じ、5.5万円~10.5万円/10㌃令和3年(2021年)度は特例措置として自然災害等で減収した場合でも、標準単収以上の収量が確実だった場合は8万円/10㌃ 埼玉県における令和3年(2021年)産米の生産目安 今後の需給見通し項 目面積換算数 量令和3年(2021年)産米の生産目安142,895㌧29,080㌶令和2年(2020年)産米の生産実績151,800㌧30,600㌶減産が必要な数量8,905㌧1,520㌶令和元年6月末民間在庫量A189単位:万㌧参考記事:『日本農業新聞』令和3年1月11日付7面令和元年産主食用米等生産量B726令和元/2年主食用米等供給量計C(A+B)915令和元年/2年主食用米等需要量D714令和2年6月末民間在庫量E(C-D)200令和2年産主食用米等生産量F令和2/3年主食用米等供給量計G(E+F)923令和2/3年主食用米等需要量H711~716令和3年6月末民間在庫量I(G-H)207~212令和3年産主食用米等生産量J令和3/4年主食用米等供給量計K(I+J)900~905令和3/4年主食用米等需要量L705令和4年6月末民間在庫量M(K-L)195~200元/2年2/3年3/4年723693作況100の場合の生産量729万㌧令和3年産で36万㌧(6.7万㌶):5%減らす必要今の各県の生産の目安(平均▲3%)のままでは、大幅な需給緩和と米価下落が懸念参考資料:埼玉県農業再生協議会公表02「いるま野」2021.3

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