JAいるま野 広報誌 2021.2|No.297
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JAirumano News   JA所沢女性部三ケ島支部の部員31人は12月下旬、新年を自ら生けた花で飾ろうと、生け花作りに挑戦しました。 生け花作りは、同支部の年末の恒例行事。毎年、講習会形式で開催していますが、新型コロナウイルスの影響を考慮し、部員各々が材料配布時に、事前に生けた花を見本として写真に撮り、自宅で取り組んでもらうことになりました。鎌田生子支部長は「みんなで集まって花を生けられないのは残念だが、違った形で開催できて良かった。来年はコロナが終息し、みんな揃って活動できたら嬉しい」と話しました。見本となる生け花を前に笑顔を見せる鎌田支部長(前列㊥)ら見本となる生け花を前に笑顔を見せる鎌田支部長(前列㊥)ら所沢女性部三ケ島支部自宅で生け花に挑戦   全国手もみ茶振興会が認定する「永えいせいちゃせい世茶聖」の称号を、入間市の中島毅さんが全国で初めて取得しました。中島さんは、創業250年の老舗「大西園製茶工場」の14代目。これまでに農林水産大臣賞を8回獲得していることや、「狭山茶」の振興に多大な貢献をしてきたことなどが評価され、今回の取得となりました。 中島さんは「消費者や地域の応援があってこその栄誉で重責を感じる。手もみ茶ならではの味わいを多くの人に感じてもらい、手もみ技術の後継者を育てていきたい」と今後の意気込みを話しました。「永世茶聖」の取得に笑顔を見せる中島さん「永世茶聖」の取得に笑顔を見せる中島さん全国初の「永世茶聖」中島毅さんが取得  大田支店と古谷支店が食品を寄贈 JA大田支店運営委員会と古谷支店運営委員会は11月下旬から12月中旬にかけて、支店運営委員をはじめ、組合員や各支店職員から集まった米や野菜などの食材や食品を「川越子ども応援パントリー」に寄贈しました。 国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みの一環で、フードバンクや企業、農家などから譲り受け、必要としている人に無償で配布します。フードロスを削減するとともに、困窮家庭の食料事情の改善を目指しています。 この取り組みは、各支店運営委員らが各支店管内の組合員に呼び掛けて始まったもので、合わせて130軒以上の組合員から700品以上が集まりました。同パントリーの代表を務める時野閏さんは「農家の力はすごい。たくさんの米や野菜を寄贈していただき感謝している」と笑顔で話しました。 なお、このような取り組みは他の支店管内でも行われ、支援の輪が広がっています。大田支店運営委員の山田義則委員長㊧(11月24日)古谷支店運営委員の小池一委員長㊥(12月18日)12「いるま野」2021.2

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