JAいるま野 広報誌 2021.1|No.296
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 新年明けましておめでとうございます。 旧年中は当JAの事業運営に対しまして、格別なるご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。 謹んで新年のご挨拶を申し上げるとともに、新型コロナウイルスの影響を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。 2020年は日本中が東京オリンピックに沸き、誰もが活気ある一年になることを思い描いていたはずでした。しかしながら、新型コロナウイルスが猛威を振るい、経済活動をはじめとする私たちの生活は、大きく影響を受けることとなりました。 JAの活動といたしましても、緊急事態宣言期間中は営業時間の短縮や訪問活動の自粛、そして今なお、イベントの中止や組織活動においても自粛のお願いなど、組合員の皆さまにもご不便をお掛けしているところであります。 このような状況の中、人と人との触れ合いを基本とするJAにとって、これからどのような形で組合員の皆さまとの対話を維持し、また事業を展開していくにはどうするべきかという大きな課題に直面しています。人は本質に「集まりたい・助け合いたい」という思いがあり、そのことが今回の外出自粛で再認識されるとともに、今般のコロナ禍や多発する自然災害で改めて相互扶助の精神が見直されています。社会全体のデジタル化が加速していく中、JA役職員がアイデアを出して対話の場面を保ち、コロナ禍を前提とした新たな協同組合活動を模索してまいります。 昨年は、狭山茶業農業協同組合との合併やさといも選果場の稼働など、農家の経営安定や農作業の省力化を進めてまいりました。環境変化に適応し、総合事業を通じて組合員や地域の皆さまの暮らしを支え続けていくことが責務であると考えます。今後も食と農を基軸として地域に根差したJAとして、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指します。 不断の自己改革、経営基盤の確立、感染症拡大防止対策などの重要課題に対し、組合員の皆さまからの声を真摯に受け止め、課題の解決に取り組んでまいります。 結びに、新型コロナウイルス感染症の終息を願うとともに、本年も皆さまにとりまして健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。環境変化に適応し、持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指します。代表理事組合長  大木 清志謹賀新年大木組合長による新年のご挨拶動画はこちらのQRコードまたはJAいるま野ホームページからご覧いただけます。(動画公開は2021年1月1日から1月7日までの限定公開です)02「いるま野」2021.1

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