JAいるま野 広報誌 2021.1|No.296
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JAirumano News     埼玉県は11月24日、さいたま市の知事公館で新にいなめ嘗祭献穀者への感謝状贈呈式を行いました。今年度、県の献穀者に選ばれたのは川越市の山田英夫さん三千代さん夫妻。県農林部の強瀬道男部長から感謝状を、JA県中央会の坂本富雄会長から記念品を授与されました。 山田さん夫妻は11月中旬、県産ブランド米「彩のきずな」の精米1升(約1.5㌔)を皇居に献納。2人は「関係機関の指導を受け、立派な米が献納できた。これを機に地域農業の発展と、おいしい米づくりに励んでいきたい」と感謝を述べました。 三芳町で11月4日、ソバ店の店主らが集まり、「秋ソバの収穫体験会」が行われました。 体験会は、ソバ店の店主から「三芳町産のソバをもっと知りたい」と、ソバの大規模栽培を展開する農業法人「エム・ファーム」の船津正行さんに相談して実現。県内や都内などから、計13軒のソバ店が参加して行われました。 体験会を主催した船津さんは「私たちが栽培したソバを使ってもらうソバ店は、大切なパートナー。今後も同じ価値観を共有しながら、二人三脚で取り組んでいきたい」と話しました。感謝状を受け取った山田さん夫妻感謝状を受け取った山田さん夫妻手刈りでソバを収穫する参加者手刈りでソバを収穫する参加者新嘗祭献穀者に県が感謝状贈るソバ店らが集まり手刈りで収穫体験   JAは10月下旬、狭山市の圃ほじょう場で「サトイモ収穫機の実演会」を開催しました。実演会は、収穫作業の負担を軽減し生産規模の拡大を目指す目的で開催。農業技術革新工学研究センターが開発を進めている「拾い上げ機」を実演しました。 同センターによると、10㌃あたりおよそ5~7時間ほどで収穫から搬出までの作業が完了し、従来の3分の1程度まで時間短縮できるとのことです。参加したサトイモ生産者は「まだまだ課題も多いが、さらなる増産を目指すため、今後の実用化に期待したい」と話しました。改良点などを話し合う生産者㊨改良点などを話し合う生産者㊨目指せ省力化!「サトイモ収穫実演会」    JA大井西部支店管内の若手農業者で組織する西部農事研修会は11月6日、ふじみ野市周辺で「秋の立毛審査会」を開催しました。ニンジンやカブ、ネギ、小松菜など合わせて15の圃ほじょう場をまわり、3点が入賞。最優秀賞には、高木光雄さんが選ばれました。 50回目を迎えた今年の審査会には24人が参加し、品質や収量性、市場性、病害虫防除を基準に審査。同会の会長を務める嶋田裕樹さんは「今年は台風の影響もなく、全体的に良い農作物ができている」と話しました。▽その他の結果:優秀賞=矢嶋俊則さん、横山裕一さん圃場を審査する審査員ら圃場を審査する審査員ら大井西部支店管内で「秋の立毛審査会」10「いるま野」2021.1

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