JAいるま野 広報誌 2020.12|No.295
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ⓒtorezou多方面から高評価。そのゆえん ご存知ですか?埼玉県内のサトイモの収穫量と算出額(生産農家の粗利益)は、何と全国第1位なんです!(農林水産省調べ)中でも、県南西部は全国有数のサトイモ産地として広く知られています。JAいるま野管内の作付面積は、およそ172㌶。その広さは東京ドーム約37個分に匹敵し、400人以上の生産者が日々汗を流して栽培しています。 JAいるま野管内産のサトイモは、「土ど垂だれ」(※1)と「蓮はす葉ば」(※2)が主力品種。「ねっとりとした舌触り」と「上品な味わい」、「イモの白さ」が特徴です。これらの特徴は、武蔵野の肥ひ沃よくな大地に良質な堆肥を継続的に投入するとともに、圃ほじょう場に緑肥を栽培してすき込むことによって生み出されます。県内のサトイモが一同に集まり、その出来栄えなどを審査する「埼玉県さといも協議会さといも共進会」(※3)では、これまでJAいるま野管内の多くの生産者が上位入賞を果たしています。また、選果選別においても独自の基準を設け、10等級に分けた細かな選全国でも有数のサトイモ産地として知られるJAいるま野管内で、いよいよ「さといも選果場」が本格稼働しました。安定供給体制の確立や出荷物の高位平準化につなげるとともに、農作業の省力化も期待されています。今月号の特集では、「JAいるま野さといも選果場」について紹介します。JAいるま野とサトイモ~さといも選果場が本格稼働~02「いるま野」2020.12

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