JAいるま野 広報誌 2020.12|No.295
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JAirumano News     農水省と日本農林漁業振興会は10月上旬、優れた活動や業績を上げた農林水産経営者を表彰する2020年度(第59回)農林水産祭天皇杯の受賞者を発表し、園芸部門で川越市の山下徳とくや弥さん・笑えみこ子さん夫妻が選ばれました。 山下さん夫妻は、パンジーやビオラなどの花壇苗・鉢物を60品目、500品種以上栽培しています。リアルタイムで入手した情報に基づく商品提案をするなどコロナ禍でも売り上げを落とさない取り組みを進めています。徳弥さんは「今後も花の魅力を伝え、魅力ある農業を目指して精進したい」と話しました。天皇杯を受賞した山下さん夫妻天皇杯を受賞した山下さん夫妻川越市の山下さん夫妻農林水産祭天皇杯受賞   JA埼玉県青年部協議会は10月20日、さいたま市の市民会館うらわで、JA埼玉県青年部体験交流集会・青年の主張大会を開催し、県内8組織の青年部など35人が出席しました。青年の主張大会では、JAいるま野東部後継者部会の塩野雅之さん(38)が知事賞・優秀賞に輝きました。 塩野さんは「盟友による盟友のためのシステム」と題して、部員が連携して農業を行うシステムの提案を発表。農業に対する前向きな姿勢が評価されました。 塩野さんは12月、オンラインで開かれる関東甲信越地区大会に出場する予定です。知事賞・優秀賞を受賞した塩野さん㊧知事賞・優秀賞を受賞した塩野さん㊧JA埼玉県青年の主張大会塩野雅之さんが知事賞「とれ蔵」エコバッグに農産物を詰め合わせ 富士見市のJA農産物直売所「いるマルシェ」で10月10日、管内の農産物などを詰め合わせた「野菜セット」を販売しました。 セットには、JAオリジナルキャラクター「とれ蔵」が描かれたエコバッグを使用。「野菜をもっと食べてほしい」という生産者の想いを表現するとともに、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のロゴと組み合わせてデザインしました。 販売は当日だけの限定企画で、新米「彩のきずな」をはじめ、旬のサトイモやホウレンソウ、ネギなどを詰め合わせ、昼までには完売する人気ぶりでした。 「いるマルシェ」の奥野裕之店長は「これを機に、JA管内の農産物を多くの人に知ってもらうきっかけとなってくれたら何より。親しみやすいキャラクターが描かれたエコバッグなので、直売所での買い物の際にはぜひ利用してほしい」と笑顔で話しました。 今後、オリジナルエコバッグを使った企画は、JA大型直売所などでも行っていく予定です。限定販売された「野菜セット」エコバッグのデザイン。折りたたんで、持ち運びにも便利。10「いるま野」2020.12

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