JAいるま野 広報誌 2020.10 | No.293
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JAirumano News   越生町で、梅雨明けと同時に町の風物詩である「梅の天日干し」が一斉に始まりました。 JA越生支店梅部会の島田信行副会長は、梅本来の香りと味を楽しんでもらうため、およそ1㌧の完熟した梅のみを1ケ月程度塩漬けしました。 島田副会長は「品質の良い越生町の梅を多くの消費者に届けたい。品種の食べ比べもオススメ。今後も暑さに負けず、梅干し作りに励みたい」と話しました。 2020年産の梅は10月上旬に、JA越生農産物直売所などで販売する予定です。一粒一粒丁寧に並べる島田副会長一粒一粒丁寧に並べる島田副会長越生町特産「梅の天日干し」スタート!   富士見市で、特産の梨の出荷が最盛期を迎えました。 富士見梨出荷組合の副会長、加藤時雄さんの梨園でも8月上旬から作業がスタート。加藤副会長は「生育は良好で、合格点が付けられる出来に仕上がった。糖度が増したみずみずしい梨をぜひ味わってほしい」と胸を張りました。 同市では1950年代半ばから梨の生産が始まり、現在でも13戸の同組合員が約3㌶の面積で栽培しています。収穫した品種は「幸水」や「彩玉」、「豊水」など。軒先販売をはじめ、JA農産物直売所「あぐれっしゅふじみ野」などに出荷されました。梨の出来栄えを確認する加藤副会長梨の出来栄えを確認する加藤副会長富士見市特産「梨」出荷最盛期  日高市特産「栗」出荷始まりました! 栗産地の日高市で、8月26日から栗の出荷が始まりました。長梅雨の影響で生育が心配されましたが、品質は良好です。 JA日高栗選果場では、検査員が品質などを検査し選別員が手作業で選別。その後、自動選果機でM~3Lの4段階の大きさに分別され、自動計量後に10㌔入りの段ボール箱に梱こんぽう包していきました。品種は「秋月」「国見」「大峰」などが9月前半までに出荷され、中旬から「利平」「筑波」と続きます。出荷先は、主に県内や首都圏の市場、加工業者を中心に、JA農産物直売所(全14店舗)などの店頭にも並ぶ予定です。 日高栗出荷部会の会長を務める村木正人さんは「品質は昨年以上。今後、日高市の栗生産がもっと活気づくよう、若手後継者らとともにがんばっていきたい」と話しました。手作業で選別する選別員ら栗の出荷作業に励む職員ら動画配信中➡11「いるま野」2020.10

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