JAいるま野 広報誌 2020.10 | No.293
10/20

JAirumano News  極早生品種「五百川」8月上旬に収穫! JAいるま野が夏の新米として2019年度から導入した極早生品種「五ごひゃくがわ百川」の収穫が、8月上旬から行われました。 「五百川」は福島県で発見された「コシヒカリ」の変異種で、8月上旬に収穫できる極早生品種。JA川越カントリーエレベーターで一括して乾燥調製後、東洋ライス㈱サイタマ工場(坂戸市)ですべて無洗米として加工され、8月14日からJA農産物直売所などで販売を開始しました。 川越市で栽培する細田和美さんは「品質は良好。地元産の新米をいち早く消費者に届けたい」と話し、乾燥調製を担ったJA担当職員は「生産2年目となる今年度は試行錯誤し、昨年以上に良好な新米に仕上げることできた」と話しました。JA購買課の宮崎吉之課長は「さっぱり感のある米で夏にも食べやすい。ぜひ、多くの消費者に味わってほしい」と話しました。 今後、「コシヒカリ」や「彩のきずな」などの新米も準備ができ次第販売する予定です。収穫作業に励む細田さん新米「五百川」をPRする担当職員動画配信中➡   JA名栗原市場支店は7月下旬から8月上旬にかけて全長約3㍍の「七夕飾り」を展示し、来店者の目を楽しませました。 地域の方に季節の風物詩を楽しんでもらおうと、JA柏﨑光一理事が提案。来店者に目立つよう窓口の横に設置された笹には、新型コロナウイルスの終息を願うものや家族の健康を願うものなど多くの願い事が書かれた短冊で彩られました。 柏﨑理事は「コロナ禍の中、少しでも心が和んでもらえたら嬉しい」と話しました。願いが込められた短冊を前に笑顔を見せる柏﨑理事願いが込められた短冊を前に笑顔を見せる柏﨑理事名栗原市場支店窓口に「七夕飾り」を展示   JAは各地域で8月中旬から下旬にかけて「水稲刈り取りあぜ道講習会」を開催し、合わせて500人以上の生産者が参加しました。 講習会では県川越農林振興センターとJA職員が講師を務め、品質向上に向けた適期収穫や稲刈り後の高温対策、来年度に向けての土づくりや病害虫対策などについて説明しました。参加した生産者は「この講習会を機に、適切な収穫時期を見逃さずに刈り取りし、品質の良い新米を出荷したい」と話し、JA担当職員は「刈り取りに向けて生産者と協力し合い、販売促進に努めたい」と意気込みました。講師の説明に耳を傾ける生産者講師の説明に耳を傾ける生産者良質な新米を!「水稲刈り取りあぜ道講習会」※「五百川」は好評につき完売しました。10「いるま野」2020.10

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る