JAいるま野 広報9月号
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JAirumano News     7月8日、さいたま市浦和区の信連分館で「令和2年度JAいるま野農政課題に関する要望書」を県農協農政対策委員会に提出しました。 農政課題として「水田農業の持続可能な米生産及び安全生産に向けた取り組み」「スマート農業の家族農業における導入支援」など全29項目を要請しました。 JAの大木清志組合長は「生産者が将来に向かい自信と誇りを持って営農に従事し、次の世代へしっかり地域農業を引き継いでいけるよう、農政課題を関係当局に要請してほしい」と要望しました。地域農業の振興など29項目農政課題を要請 管内のイチゴ生産者で組織するJAストロベリーファーマーズは7月30日、第9回通常総会を開催しました。役員ら11人が参加し、令和元年度事業報告や令和2年度事業計画など4議案が承認されました。 田中英也会長は、「新型コロナウイルスの影響を受ける中、感染防止対策を徹底し、皆さんと協力し合いながら引き続き安全、安心、新鮮なイチゴを栽培していこう」と呼び掛けました。今後は、川越農林振興センターの協力のもと栽培技術向上の習得を図るとともに、育苗の研究等の研修会を開催する予定です。参加者に呼び掛ける田中会長参加者に呼び掛ける田中会長ストロベリーファーマーズ第9回通常総会中央会の坂本会長㊨に要望書を手渡す大木組合長中央会の坂本会長㊨に要望書を手渡す大木組合長   JA年金友の会連絡協議会は7月27日、川越市で第24回通常総会を開催しました。 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各地域会長への委任にて実施。JAバンク埼玉県信連を来賓に迎え、JAの諸口栄治副組合長や同協議会の役員ら26人が出席し、令和元年度事業報告や令和2年度事業計画など4議案が承認されました。また、役員改選が行われ、新会長に堀口憙美さん(北部地域)が就任しました。堀口新会長は「各地域の皆さんと協力し合いながら、さらなる会員増員に向けて取り組んでいきたい」とあいさつしました。出席者を前にあいさつする堀口新会長出席者を前にあいさつする堀口新会長年金友の会連絡協議会第24回通常総会   都市化する坂戸市入西地域で、農地を守ろうと集落営農組織「長岡ファーム」が設立されました。 近年、同地域では開発が進むとともに、高齢化による後継者不足なども影響し、耕作放棄地が年々増加。残った農地の保全すら難しい状態が続いています。そこで、こうした状況に歯止めをかけようと、地元農家6人のメンバーが「長岡ファーム」を設立。現在、およそ40㌃の耕作放棄地で、農作物の栽培に励んでいます。代表を務める山田孝一さんは「共同の力で農地を確保し、地域農業を守っていきたい」と意気込みを話しました。入西地域の農地を守る!集落営農組織「長岡ファーム」設立地元の農地を守ろうと集まった「長岡ファーム」のメンバー地元の農地を守ろうと集まった「長岡ファーム」のメンバー11「いるま野」2020.9

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