JAいるま野広報6・7月号
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JAirumano News     新型コロナウイルス感染拡大を受け、県産農畜産物の需要が大きく減少している生産者や産地を応援する「新型コロナウイルスに関する緊急支援事業」が、3月下旬から4月下旬にかけて埼玉県内のJA農産物直売所で行われました。直売所を起点にポット花や牛乳配布を行い地域住民の購買機会を創出し、農業者の所得増大・消費拡大、JA販売事業の拡大につなげ、コロナに負けない埼玉農業をPRしました。 JAいるま野の各農産物直売所でも「食卓を県産農産物で彩ろうキャンペーン」と題して、直売所をご利用いただいた方に花や牛乳をプレゼント。また、県産ブランド米「彩のきずな」などを特別価格で販売し、多くの来場者でにぎわいました。 ポット花を配布した担当職員は、「多くの人にJA農産物直売所に来てもらい生産者の所得増大につなげ、新型コロナウイルスに負けない埼玉農業をPRしたい」と話しました。出荷された青梅の選別を行う検査員特産の小梅・青梅 出荷スタート!県産農畜産物を各直売所で配布青梅の生育状況を確認する島田信行さんポット花を配るあぐれっしゅげんき村の町田忠之店長 5月中旬から特産品の小梅・青梅の出荷が始まりました。出荷された梅は、「JAいるま野越生梅選果場」で検査員が傷の有無を確認した後、選果機でサイズを選別し品質ごとに箱に詰めていきました。出荷された青梅の種類は全部で4種類以上。中でも主力品種の「白加賀」は、果肉が厚く梅酒をはじめジュースやジャムなどに加工されます。 JA越生支店梅部会副会長の島田信行さんは「良質に仕上がった梅を多くの方に味わっていただき、地域活性化の一助になってくれれば嬉しい」と話しました。JA担当職員は「生産者が大切に育てた梅を積極的にPRし、生産者の所得向上に努めたい」と意気込みました。 出荷された梅は主に県内や東京の市場に出荷。また、JA越生農産物直売所や毛呂山農産物直売所などでも販売しています。配布されたポット花と牛乳11「いるま野」2020.6・7

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