JAいるま野 広報5月号
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JAirumano News     いるま野アグリが育苗した春夏野菜苗の荷渡しが、3月中旬にピークを迎えました。 平年よりも暖かい日が続いた今季は、温度管理を徹底したおかげで順調に生育。3月下旬までにネギやカリフラワーなど10品目、28種類を供給しました。 農業者の高齢化や後継者不足が進む中、野菜苗の生産・販売は年々増加。同社の矢島隆弘課長(当時)は「JA各生産組織の声を聞きながら、生産しやすい品種を選んで育苗している。今後も生産者の作業負担を少しでも軽減できるよう努めていきたい」と話しました。労力軽減に貢献春夏野菜苗の出荷がピーク JA各農産物直売所は3月14日から22日まで、「お彼岸セール」を開催しました。店内は切り花をはじめ、菜の花やのらぼう菜、イチゴなどの地元農産物が出荷されました。また、田舎まんじゅうなどの加工品も人気を呼び、大勢の来店者で賑わいを見せました。 直売所に出荷する生産者は「新鮮な農産物を多くの人に味わってほしい」と笑顔で話し、直売所の担当職員は「今後も生産者と協力しながら、積極的に地元農産物をPRし、生産者の所得増大に貢献していきたい」と意気込みを話しました。地元農産物が豊富に並び、大勢の来店者で賑わいを見せた店内地元農産物が豊富に並び、大勢の来店者で賑わいを見せた店内大型農産物直売所を中心にお彼岸セール開催   入間市で3月下旬、春の訪れを告げる「春はるせいし整枝」の作業が行われました。春整枝は、新茶摘採の際に木茎や古葉が混入しないよう摘採面を整える作業のことで、味わい深い狭山新茶を収穫するため例年春分過ぎに行われています。 同市根岸の茶畑では、品評会などで数々の受賞歴を持つ中島毅さんが乗用型の摘採機を使い、茶樹を丁寧に剪定していきました。中島さんは「朝晩の冷え込みなどに気を付け、万全の状態で初摘みに備えたい」と話しました。 春整枝後は、追肥や防除などの作業を経て、いよいよ茶摘みのシーズンを迎えます。春の訪れ「春整枝」茶摘みまであとわずか摘採機で春整枝の作業を行う中島毅さん摘採機で春整枝の作業を行う中島毅さん苗の生育を確かめるいるま野アグリ職員苗の生育を確かめるいるま野アグリ職員   JAは2月25日から、原料に三芳町産の「富とめの川越いも」を使用した6次化商品「芋けんぴ」の発売を開始しました。一般的な芋けんぴより食べやすく細くカットし、サツマイモの風味を活かした上品な味わいに仕上げています。 商品を開発したJA購買部の担当者は「『芋けんぴ』を第1弾とし、今後はシリーズ化を図り、積極的に6次化商品を販売していきたい」と意気込みを話しました。 芋けんぴは、JAのキャラクター「とれ蔵」を商品パッケージに使用し、1箱80㌘入り356円(税込)。JA管内の直売所14店舗のほか、53支店で好評販売中です。好評な売れ行きを見せる「芋けんぴ」好評な売れ行きを見せる「芋けんぴ」地元農産物「サツマイモ」を使った「芋けんぴ」好評発売中!11「いるま野」2020.5

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