JAいるま野 広報5月号
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JAirumano News     JAの子会社、いるま野アグリは埼玉版農業生産工程管理(S‐GAP)実践農場の認証を取得しました。(対象作物:穀物) 同社は、地域農業の振興と持続的な農業の発展を目指して2006年に設立。野菜苗の生産・販売(11ページ右下参照)のほか、およそ85㌶(受託分含む)の圃ほじょう場で水稲や麦、大豆の生産を行っています。 矢島隆弘課長(当時)は「高品質な農作物の生産はもちろんだが、環境にも配慮した農業経営にも取り組んでいきたい」と今後の意気込みを話しました。 2019年11月に開催された埼玉県養蜂協会主催による第42回「埼玉県はちみつ品評会」で川越市の養蜂農家、野々山純さんは出品された214点の中から最上位にあたる「名誉賞」を受賞しました。16年に続き2度目の受賞となります。 野々山さんは春から秋まで、県内をはじめ東北地方まで花を求め、年間10㌧ほどの蜂蜜を採取しています。蜂蜜は川越市内の量販店のほか、JA直売所「あぐれっしゅ川越」で販売中です。野々山さんは「蜜蜂が果たす大切な役割や、蜂蜜が体に良いということを多くの人に広めていきたい」と今後の目標を話しました。評価書を手にするいるま野アグリの矢島隆弘課長(当時)評価書を手にするいるま野アグリの矢島隆弘課長(当時)川越産の“桜”蜂蜜で「名誉賞」に輝いた野々山さん川越産の“桜”蜂蜜で「名誉賞」に輝いた野々山さん子会社 いるま野アグリもS-GAP!「埼玉県はちみつ品評会」で「名誉賞」を受賞     年間30品目以上の野菜を栽培する吉田加悦さん(入間市)が、埼玉版農業生産工程管理(S‐GAP)実践農場の認証を取得しました。 吉田さんは、市内の小中学校に給食用の野菜を納めていることから取得を決意。「食品安全」や「労働安全」、「環境保全」など50の評価項目をクリアし、個人の野菜専業農家としては、市内で初の取得となりました。 吉田さんは「日頃から整理整頓を心掛け、作業内容も毎日記録していた。今後も高品質な野菜を栽培し、入間市の農業の活性化に貢献していきたい」と笑顔を見せました。 4月1日、JAいるま野とJA狭山茶業(狭山市)が合併しました。 JA狭山茶業は、1956年に設立。これまで茶の専門農協として、狭山市や入間市、所沢市などの茶農家から仕入れた荒茶を仕上げ加工し、JA系統や卸売業者、一般顧客向けに販売してきました。 今後は、「JAいるま野狭山茶センター(入曽)」として新たにスタート。JA全体として「狭山茶」のさらなる消費拡大と生産振興を目指し、茶の品質向上や販路拡大、新たなブランド構築に向けて取り組んでいく予定です。評価書を手にする吉田加悦さん評価書を手にする吉田加悦さん「狭山茶」の発展に大きく貢献したJA狭山茶業「狭山茶」の発展に大きく貢献したJA狭山茶業入間市の吉田加悦さんがS-GAP実践農場の認証を取得「狭山茶」生産振興へJA狭山茶業と合併10「いるま野」2020.5

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