JAいるま野 広報4月号
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鶴ヶ島市 高倉岡野 正志 さん3月に観光農園を開園。イチゴの3月に観光農園を開園。イチゴの魅力を多くの人に発信したい。魅力を多くの人に発信したい。― イチゴ栽培を始めて何年目になりましたか? ― 長年、母と一緒に花きやブルーベリー栽培などに励んできました。安定した経営をするためには、年間を通じ農産物を栽培していくことが大切だと考え、2015年に市内で初めて本格的なイチゴ栽培に取り組み、5年目の春を迎えました。 例年は9月中旬にイチゴ苗を定植し、12月末から収穫していましたが、昨年は台風19号の記録的な大雨によって、土耕栽培をする3棟のハウスが浸水しました。ハウスから水が引くまで1週間ほどかかり、畝を作り直すなどしたため、収穫期が1ケ月ほど遅れました。3月上旬からようやく収量が安定してきたところです。現在、鶴ヶ島農産物直売所や自宅店舗でイチゴを販売中です。― 将来の夢について教えてください ― 1月にJAが催したイベントで准組合員の方々と交流を図る機会があり、農業に対する生産者側の想いを伝えることや、消費者側としての話を聞くことができ、今後の参考になりました。 3月から観光農園としてイチゴの摘み取りを始めました。5月下旬まで楽しめる予定なので、多くの方に遊びに来てほしいと思います。 将来はイチゴをメインとして、1日を過ごせるような「農家カフェ」を妻と開いてみたいという想いも出てきました。今後、栽培面積を増やしながら、安定したイチゴの収量や風味などの栽培技術を確かなものにして、夢の実現に向け一歩ずつ進んで行きたいと思っています。現在、鶴ヶ島農産物直売所の地区役員を担い、直売所運営にも関わっています。生産者間のつながりを大切にしています。昨年から販売するイチゴアイスは2種類。イチゴとともに鶴ヶ島農産物直売所で販売中!将来の夢は、妻と農家カフェ経営08「いるま野」2020.4

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