JAいるま野 広報誌 2020.2 | No.286
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武蔵野食文化推進者須賀 幸枝  川しず江  小嶋 治代  山田 ふみ  荒井 洋子  鴻村登志子  野美佐子 岡野美枝子  原嶋ふさ江  吉澤みよ子  加藤 政代  神山 信子  神山 米子  佐藤トモ子  紫藤 敬子  梅澤 三子  (以上、30名。敬称略。令和元年12月末日現在)茶菓子伝 統料 理さといも(じゃがいも)おやき戦後、「供出」という農家の割り当てで政府に食糧を差し出す制度がありました。農家に残る食糧は粗末なものばかりでしたが、その食糧を活かして作った料理です。時期を問わずに作ることが出来ます。ジャガイモでも同様に作れますよ。ひとくちメモサトイモ(ジャガイモ)…300g小麦粉…………400g水………………200ccニンジン……………50g長ネギ………………50g(具は小松菜、ホウレンソウ、みず菜、しらす、桜エビでも良い)サラダ油……大さじ2~3【たれ】しょうゆ………大さじ2砂糖…………大さじ1❶サトイモ(ジャガイモ)は蒸かし、皮をむきつぶす。❷ニンジンは細く千切りにし、さっと湯通しする。長ネギは小口切りにする。❸小麦粉に❶❷を入れ、混ぜ合わせる。❹水を入れて練り合わせ、20等分にする。❺手にサラダ油をぬり、丸く平らな形にする。❻フライパンにサラダ油をひき、弱火で途中で裏返し10分程焼く。❼しょうゆと砂糖を混ぜ合わせた たれを付けていただく。作 り 方材 料 (20個分)伝 統料 理さつまだんご茶菓子さつま粉…………300gお湯………………300ccサツマイモ………小2本塩…………………少々柏の葉……………20枚材 料 (20個分)❶柏の葉を軽く茹で、水にさらす。❷サツマイモを輪切りにし、塩水に漬け、あく抜きをする。❸あく抜きが終わったサツマイモに塩を少々塗る。❹さつま粉に熱湯を加え、こねる。❺❹がまとまったら20個に分け、サツマイモをくるむ。❻❺を柏の葉で包み、蒸かし鍋にクッキングシートを敷き、約20分間蒸す。作 り 方物を粗末にしないため、ご飯の代用、また農作業中のお茶請けに食べていました。農繁期など、四季を問わずに作ります。掘り上げたサツマイモを干し、乾燥させ、保存しておき、食べる直前に粉にして使っていました。ひとくちメモ05「いるま野」2020.2

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