JAいるま野 広報誌 2020.2 | No.286
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JAirumano News     12月中旬、特産のサトイモが出荷最盛期を迎えました。正月向けの食材として需要が高まる年末に向け、1週間で約10万㌜(1㌜10㌔)を出荷しました。 狭山共販センターでは、朝から箱詰めされたサトイモが次々とトラックで運び込まれ、1万5,000㌜の段ボールで埋まりました。JA販売部の小池正敏主任は「日照不足などの影響でやや小ぶりだが、食味は例年通り。ねっとりとした舌触りと上品な味わいを楽しんでほしい」と話しました。サトイモは京浜市場をはじめ、中京や北海道にも出荷。今年度は、およそ45万㌜の出荷を見込んでいます。サトイモの出荷作業に励むJA職員らサトイモの出荷作業に励むJA職員ら特産サトイモ1週間で10万㌜を出荷地域で一丸ふじみ野市で稲わら除去作業 台風19号の影響で田んぼに堆積した稲わらを除去する作業が12月7日、ふじみ野市で行われました。JA福岡支店管内にある5つの揚ようすい水組合の組合員をはじめ、市の職員やJA同支店の職員ら約120人が参加しました。 作業は、揚水組合の地区ごとに分かれて実施され、農業用フォークなどを使い堆積した稲わらをかき集めました。駒林揚水組合の野澤利夫組合長は「大きな被害が出た中、みんなの気持ちがひとつになって片付けることができた。冬場の圃ほじょう場管理や来年度に向けた作付けへの影響も最小限に抑えられそうだ」と安堵の表情を見せました。田んぼに堆積した稲わらを片付ける組合員ら田んぼに堆積した稲わらを片付ける組合員ら     JA大型農産物直売所を中心に各農産物直売所は、12月27日から4日間、1年間の感謝の気持ちを込め「歳末大感謝祭」を開催しました。各直売所の店内にはサトイモやニンジン、ハクサイなどの地元農産物をはじめ、切り花、のし餅などがズラリと並びました。 「あぐれっしゅ川越」の杉山伸明店長は「誰もが立寄りたくなるような明るく活気のある店舗造りを目指し、生産者が丹精込めて育てた新鮮な農産物を、お客様に提供したい」と笑顔で話しました。どの直売所も多くの家族連れなどが来店し、店内は活気に溢れました。 日高市内3支店(日高・高萩・高麗)の各支店運営委員会は、11月下旬から12月中旬にかけて、特殊詐欺への注意を促す「のぼり旗」を計120旗寄贈しました。 のぼり旗は、組合員をはじめ地域住民が特殊詐欺の被害に遭わないよう、日高市区長会の平井敬会長を通じて各支店管内の自治会へ寄贈されました。 JA各支店では、これまでにも詐欺防止グッズを配布するなど「特殊詐欺防止啓発活動」を実施。年末年始に向け各自治会の公会堂などに設置することで、特殊詐欺への被害を未然に防ぐことを目的としています。4日間で約7,000人が来店した「あぐれっしゅ川越」の店内4日間で約7,000人が来店した「あぐれっしゅ川越」の店内平井会長㊨にのぼり旗を手渡す加藤克美日高支店運営委員長㊥平井会長㊨にのぼり旗を手渡す加藤克美日高支店運営委員長㊥大型農産物直売所を中心に「歳末大感謝祭」「STOP!詐欺被害」3支店運営委員会がのぼり旗寄贈10「いるま野」2020.2

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