JAいるま野 広報1月号
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川越市 霞ヶ関沼田 敏明 さん霞ヶ関地区の農業を盛り上げたい!霞ヶ関地区の農業を盛り上げたい!――就農のきっかけと栽培品目を教えてください 私の住む霞ヶ関地区は昔からブドウ栽培が盛んで、父が生前、「巨峰」栽培に情熱を傾けていた姿を見てきました。父の遺志を継ごうと、23年間勤務した会社を3年前に退職し、就農しました。 就農当初はブドウの出来が理想に程遠く、とても苦労しましたが、試行錯誤を重ねた結果、今では理想に近づいてきたと手応えを感じています。 2018年1月からイチゴ栽培にも挑戦し、イチゴ園を開園しました。今年度は12月中旬のオープンを目指し、9月中旬に「かおり野」や「紅ほっぺ」の苗を定植しました。この時期は温度や湿度管理のほか、摘果・摘てきらい蕾作業を行っています。――農業中心の生活はいかがですか 栽培などに関する年間のスケジュールが軌道に乗り、会社員時代の生活に比べると、自分の趣味に費やす時間や家族と過ごす時間が増えてきました。 初冬から春先までのイチゴ、夏のブドウと、農繁期は時間に追われますが、農業生活をとても満喫しています。 また、JAイチゴ生産者組織に加入することによって、他の生産者との交流が深まり、繋がりを持つことができました。 昨年から6次化商品にも取り組んでいます。1月からイチゴアイスのほか、羊ようかん羹などの販売も予定しています。皆様のご来園をお待ちしております。就農と同時に『シャインマスカット』の栽培にも挑戦し、今では6品種を栽培しています。管理作業を行いながら「『美味しい』と言ってくれる来園者の笑顔が見られるよう栽培に励み、末永く農業を続けていきたい」と話す敏明さん。ブドウとイチゴの栽培に取り組んでいます06「いるま野」2020.1

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