JAいるま野 広報7月号_最終
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※ 毎月のコーナー「われら営農担当!」に代わり、7月・10月・1月・4月号では、JAが進める自己改革についてご案内します。(※) マーケット・インとは、企業が生産・販売活動をする際に、消費者のニーズを満たす製品であることを最優先する考え方。 JAでは、米の買取販売を継続し「地域内消費を基本とする販売」を展開することとしていますが、いち早く管内の消費者に新米をお届けするため、8月上旬から他県産(宮崎県や鹿児島県)の「コシヒカリ」を仕入れて販売しています。 このような状況の中、管内で生産された新米をいち早く管内の消費者にお届けしようと、マーケット・イン(※)の取り組みとして、19年産より極早生品種「五ごひゃくがわ百川」を試験的に生産及び販売をすることとしました。 この「五百川」は、「コシヒカリ」を選抜方式で品種改良され、「コシヒカリ」並みに美味しいお米です。また、5月上旬に田植えをし、台風到来シーズン前に収穫することで、自然災害の影響を受けにくく、草丈が短く倒れるリスクも低いと言える品種です。 昨年11月、管内各地域の米出荷組織や集落営農組織等を通じ、生産者の募集をしたところ、今季は川越市や坂戸市、越生町の生産者15人が約9.2㌶で生産に取り組むこととなりました。 収量は42㌧を見込み、収穫したお米はJAカントリーエレベーターで調整乾燥され、8月上旬に新米としてJA直売所などで販売していく予定です。 今後、生育状況を見守りながら、栽培のデータ化を図り、収穫に備えていきます。 生産者の所得増大のため、「五百川」が早場米販売の柱となるよう、生産者と一体となり、いるま野ブランド米確立に向けて取り組んで参ります。4月下旬、待望の極早生品種「五百川」の栽培が本格的にスタートしました。4月下旬、待望の極早生品種「五百川」の栽培が本格的にスタートしました。JAでは、19年産より「五百川」の試験的な生産・販売に取り組んでいます。JAでは、19年産より「五百川」の試験的な生産・販売に取り組んでいます。早場米「五百川」の産地化を目指して!早場米「五百川」の産地化を目指して!JAいるま野全体のカントリーエレベーターにおけるJAいるま野全体のカントリーエレベーターにおける集荷時期のイメージ集荷時期のイメージ4月下旬に植えた苗が、約1ケ月後の5月下旬、約20㌢まで育っています。4月下旬に植えた苗が、約1ケ月後の5月下旬、約20㌢まで育っています。令和元年5月までとされた「農協改革集中推進期間」を終えましたが、JAいるま野は更なる自己改革に令和元年5月までとされた「農協改革集中推進期間」を終えましたが、JAいるま野は更なる自己改革に取り組んで参ります。取り組んで参ります。08「いるま野」2019.7育成地:福島県生立ち:平成15年にコシヒカリの突然変異種として発見され、平成22年に品種登録されました。食 味:コシヒカリ並み特 徴:田植えから3ケ月で収穫できる極早生品種。5月上旬に田植えをすることで、8月初旬の台風到来シーズン前に収穫できる。草丈が短く倒伏リスクが低い品種です。極早生品種「五ごひゃくがわ百川」の詳細情報品種/集荷時期8/上旬8/中旬8/下旬9/上旬9/中旬9/下旬10/上旬~五 百 川コシヒカリ彩のきずな彩のかがやき〈米粉用米〉むさしの26号集荷混雑時期

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