JAいるま野 広報誌 2019.6|No.278
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川越市 今福宇津木 勝巳 さんこれからも家族で安心・安全なこれからも家族で安心・安全な野菜を作り続けたい野菜を作り続けたい―農作業をする上で気を付けていることは何ですか? 現在、両親と妻の4人で約1㌶の畑でサトイモやダイコン、チンゲンサイ、ホウレンソウなどの露地野菜を栽培し、全量をJAに出荷しています。4月にサトイモの植え付けやホウレンソウの収穫を終え、5月からダイコンの収穫作業に入り、6月上旬まで続きます。 農業は自然が相手のため、天候の変化などで作物の生育状況が毎年変化します。長年経験を積んできた父のアドバイスや自分なりに工夫を凝らし、先を見据えた作業スケジュールを組むよう心掛けています。品質の高い野菜が出荷できた時、農業の楽しさを感じます。―どのような想いで野菜作りをしていますか? 農家の長男として育ち、就農することはごく自然の流れでしたが、就農前に一度外に出て働きたいと、金属加工の会社に就職。8年間勤務し、結婚を機に親元就農しました。今は、前職時代と比べ、子どもと触れ合う時間が増えました。子どもの成長する姿や、農作業の合間を縫って家族と行く外食、スノーボード、フットサルを楽しむことで仕事への活力につながっています。 これからも家族で支え合いながら、消費者に「美味しい」と言ってもらえるよう、安心・安全な野菜作りに励み、農業をいつまでも続けていきたいと思っています。ダイコン洗い機で泥を落とし、水気を切ってから規格ごとに箱詰めする。この日はダイコン160ケース(約10㌔入り)を、自宅から車で10分ほどの川越第一共販センターへ出荷。家族が仕事への活力06「いるま野」2019.6

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